スイートプリキュア♪感想記

2014年8月からBS11で再放送されていたスイートプリキュア♪の感想です  

スイートプリキュア 第18話

2014年11月29日に放送された、スイートプリキュア18話の感想です

 

↓続きからどうぞ

 

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※両者、人間界へ・・?

 

冒頭は加音町を背景に、荘厳なパイプオルガンが響き渡る場面から始まる。

その演奏の主は、調べの館に居る音吉さんであった。すると演奏のシーンから

今度は一気にマイナーランドへ飛び、不機嫌な顔をしているメフィストが‥

 

メフィストはセイレーン達の音符集めがあまりにも遅くイライラしている。

業を煮やしたメフィストは、自分が人間界へ直接赴こうと、歩を進めた。

そしてまたシーンは変わり、今度はメイジャーランドのアフロディテが登場。

 

アフロディテの肩にいつも居るオウムは、ハミィの音符集めの遅さに

苛立っていた。早く集めないと幸せのメロディが歌えないとイライラする

オウム。アフロディテはハミィの頑張りを認め、焦るオウムをなだめる。

 

するとオウムは咄嗟に閃き、アフロディテ様が人間界へ赴けば良いと語る。

その話にアフロディテは驚くが、ハミィやプリキュアばかりに苦労を掛けるのは

良くないと考え、気を引き締めたアフロディテは、いずこかへ歩を進める。

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アフロディテ様とオウム

 

※音符の大量発生

 

コロコロと場面は変わって、次は早朝の響家。前回に続き寝ているシーンが

やけに多い響の隣で、ハミィが専用のゆりかごから目を覚ます。そこから猫らしく

目を擦ると、今日は非常に音符の気配がする!と急にテンション最大になるハミィ。

 

ハミィの大声で目が覚めた響は、今日は休日だからゆっくりさせて欲しいと

頼むも、ハミィはこれを認めない。そして響と奏に今日は音符集めの手伝いを

して欲しい、たまにはハミィの言う事を聞いて欲しいと頼み込むハミィに響は

 

しょうがない、と言った感じで渋々了承する。今日は大量に音符をゲットするぞ

と意気込むハミィ、それもそのはずで、いつもなら1個見つけるのにも時間の掛かる

音符が町中のあらゆる所に、堂々と大量に飛び回っていたのだから。

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おっはようニャ!

 

※ハミィの焦燥

 

そして町に出た響はハミィの指示通りに虫取り網を振り回す。何故なら音符は

普通の人間には見えないのでハミィのアシストが必ず必要になるからである。

しかしハミィの言う通りに網を振り回しても音符は1つも捕まらず、本当に網で

 

捕まえられるのか、隣で響の姿を見ながら、疑わしく思う奏。なおかつ自分達に

音符は見えないと愚痴る奏にハミィは、つべこべ言わずハミィの言う通りにするニャ

と、やたら焦っている。それもやはり一刻も早く音符をかき集めて、幸せのメロディを

 

歌いたい気持ちが、ハミィを焦らせていたのだ。それに今日は何故だか知らないが

町中に音符が溢れかえっており、ハミィはこのチャンスを逃したくないと説明する。

奏はハミィの気持ちに心打たれ、プリキュアとして音符集めを手伝う約束をするのであった。

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頼むニャ~

 

※1個ゲット

 

そして奏は早速、手持ちの網を振り回して音符集めに精を出す。奏の頑張りに

感化された響は、自分も負けじと一生懸命に網を振り回し始めた。そしてハミィの

指示通りに網を動かしていると、目には見えないが、奏が音符を一つ捕まえた。

 

そこをハミィがいつもの様に、音符の浄化行為を行うとハッキリと音符が現れ

自分が捕獲した音符に喜ぶ奏。響も自分の網に音符が付いていないかハミィに

聞いてみるが、「入っていないニャ」と冷たく返され、溜息を漏らす響。

 

隣で奏は顔をニヤつかせながら、自分には音符を捕まえる才能があるのではと

これ見よがしに自慢する。更に、音符も優しそうな人に寄って来るものだな~と

響に対して嫌味を言う奏。すると響は奏の頭に、いきなり網を被せてきた。

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この回から夏服に変更しています

 

※イチャコラ

 

頭に網を被せられ、怒り出す奏に響は笑いながら、奏の頭の上に音符が乗っている

「気がした」とバレバレの嘘をつく響。続けて「ほら~音符は優しい人が大好き

みたいだし~」と語り、奏の嫌味に対する響の意趣返しは見事なものであった。

 

すると奏は、自分も響の頭に網を被せてやろうと、響を追い回して網を振り回す。

捕まえた音符をドリーに収納したハミィは、更に音符を集めてもらおうとするが

響と奏はいちゃいちゃ笑いながら追いかけっこをしているではないか・・

 

ハミィは2人を呼び止め、今日は最低10個の音符が欲しいから、遊んでいる場合では

無い、と釘をさす。いつものノンビリしたハミィとは違って、今日は本気のハミィ

であると、2人に対して自分のやる気を徹底的にアピールをするハミィであった。

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「捕まえてごらんなさぁ~い」 キャッキャウフフ

 

※音符取り合戦

 

 そこでハミィは場所を変えようと、今いる河川敷から近所の公園へ移動。

公園に到着するやいなや、ハミィは音符が一杯溢れていていると目を輝かせる。

そう言われて響も奏も目を凝らしてはみるが、やっぱり音符の姿は人間に見えない。

 

奏はハミィに何とかして欲しいと頼み込むと、ハミィは「音符が普通の人に見える

と色々困る」と言いながらも、例の音符浄化アクションを起こすと、公園の範囲内

だけではあるが、響と奏の目にもハッキリと飛び回る音符が見えるようになった。

 

音符が見えたことにより、響も奏も先程以上にやる気が漲り、音符集めに網を

振り回す。続けてハミィもフェアリートーン達も一緒に音符を1つずつ捕まえ始めた

響は、網をまるで刀で切るような動きで音符を捕らえ、1人満足気な様子である。

 

奏は、樹に止まった音符を見逃さす、手のひらで一気に押さえつけ音符を捕まえた。

網ではなく素手で捕まえた奏に響は感心し、自分も2本指で周りに浮遊する音符を

一気に捕まえる。その捕まえた音符を奏に見せつけ、自慢に満ちた顔をする響。

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捕まえた虫を自慢する少年のような響

 

 ※アコの機転

 

それぞれが音符の捕獲に精を出していると、たまたま公園前を通りかかった

奏太とアコの目に止まった。何をしているのか気になってしょうがない奏太だが

アコは静止させようとする。だがその言葉も虚しく奏太は1人先に響と姉の元へ走る

 

腕いっぱいに音符を集めた響と奏は、満足行く結果に喜び、音符集めの楽しさを

味わう。すると奏太の呼び声に2人は驚き、持っていた音符を見られないように後ろ

に隠した。奏太は、2人が虫取り網を振り回していたからカブトムシやクワガタを

 

捕まえたのではないかと興奮気味になり、音符を隠している背後へ回ろうとする。

そこへアコが登場し、こんな公園に珍しい虫は存在しないと語り、暇な事をしている

2人はさっさと無視して、散歩を再開しようと説得する。その言葉に奏太は冷静に

 

なって、言われた通りアコについて行った。ハミィはアコのお陰で音符の存在が

バレなくて済んだと安心したが、2人はアコの生意気な言葉に「すっごく腹立たしい」

と綺麗にハモって怒った。

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微妙にアコの尻に敷かれている奏太

 

※バスドラの案

 

その頃、別の場所でも大量に湧いた音符を捕まえる面々が居た。セイレーン達である

こちらも理由は分からないが、これだけ音符が飛び回っているなら、プリキュア

構う事無く音符を徹底的に集めるべきだと語るセイレーン。早速その命令を

 

トリオ・ザ・マイナーに下知するが、素直に従うバリトンとファルセットを他所に

1人後ろを向いて、鼻で笑うバスドラ。セイレーンはバスドラに何か文句があるのかと

尋ねると、バスドラは急に振り返って、ひとつの提案をセイレーンにぶつける。

 

「なぁ、今日一番音符を集めた奴がリーダーになれるとしようじゃないか・・」

 

セイレーンはその言葉に暫く熟考し、やれるものならやってみろと答え、挑発しつつ

もバスドラの案を受け入れる。ここまでバスドラがリーダーの座に拘るのは、セイレーンを一度

リーダーの座から落としたが、またもや返り咲きされた事への不満が溜まっていたからだ

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何が何でも自分がリーダーになりたいバスドラ

 

※それぞれの野望

 

 さてバスドラばかりリーダーに対する野望が大きいと思われがちだが、実は残りの

2人も隙あらばリーダーの座を欲していたのだ。バリトンは心の中でバスドラの

悪巧み顔をなじりつつ、自分ならもっとスマートな方法でリーダーになるとほくそ笑む。

 

ファルセットは自分がリーダーになれたら、他の連中が歌う時には低音を絶対禁止

して、高音で歌わせてやるという変な野望を持ち始める。リーダーの座に色めき立ち

互いを牽制しあうトリオ。セイレーンはそんなトリオを樹の上で眺めながら

 

誰が音符を多く集めようが、全て自分が巻き上げて、その手柄は全部独り占めに

してやると、どちらに転んでも損をしない恐ろしい案を考えていたセイレーンであった。

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低音を憎み、高音を好むファルセット

 

※溢れる疲労

 

その頃、ハミィ達は集めた音符を纏めてドリーに収納する。いつもなら1話に1音符

なのだが、一気に大量の音符が注がれた事により、激しく興奮して飛び回るドリー。

ハミィはこれで、もうすぐ幸せのメロディーが完成すると喜んでいる(4回目)

 

これもひとえに響と奏の頑張りに助けられたと感謝するハミィ。2人はそれに対し

当然の事をしたまでだと謙遜する。すると響は大あくびをして、朝の五時から

起こされて動きまわった疲れがドッと溢れだす。ハミィもそれにつられて響に

 

寄りかかり、響もまた奏に寄りかかって眠り始めた。寄りかかられた奏は

急な事に驚くが、「うるさいと眠れないニャ」とハミィの口癖を真似て眠りだす響

そして、のどかな加音町の景色が続いた後、呆れつつもチョット笑顔になる奏であった。

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仲良し2人

 

※王子先輩、謎の登場

 

 眠り続けるハミィと響を笑顔で眺める奏。するとそこに聞き慣れた男子生徒の

「優しいんだね」という声が聞こえてきた。それはなんと王子先輩で、急な先輩の

登場に慌てる奏。たまたま響が寝不足なだけで、自分は優しくないと卑下する奏。

 

しかし先輩はそれを気にすることもなく、2人が本当に仲が良いのを満面の笑みで

褒め称えるのであった。そう言われて不思議そうな顔で奏が先輩を眺めていると

いつの間にかその場から去っていった王子先輩。一体今のは何だったのだろうと

 

奏は不思議そうに先輩の後を眺めていると、自分の横を通り過ぎた音符を見て

ハッと我に返る。 音符の群れがどこかへ向かいだして目を覚ますハミィ。奏は響を

無理に起こすが、やっと眠りについたばかりなのか、寝ぼけ眼の顔をする響であった

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何故か唐突に現れた王子先輩

 

※音符は何の為に

 

響と奏は音符達の跡をついて行くと、全ての音符がある一か所に集まりだしたのが

分かった。それはいつもの調べの館である。理由は館の中でパイプオルガンを

演奏する音吉さんの素晴らしい音色に、音符たちが引き寄せられていたからだ。

 

ハミィは音符たちが演奏に聞き惚れている間、まとめて捕まえようと2人に指示する。

すると、そこをおどき!という威圧的な声が・・2人が後ろを振り向くとセイレーンと

トリオが立っていた。これだけの音符があれば不幸のメロディが完成に近づくと

 

ほくそ笑むセイレーン。それに追従してトリオが「不幸のメロディ~ デゥワ~♪」と

ハモると邪悪な波動が現れ、生身でそれを受けた響と奏は立ちすくんでしまう。

2人が集めた音符を奪おうとするセイレーンに、音符は幸せのメロディの為にあり

 

自分はその幸せな歌を歌うのだと主張するハミィ。その言葉にセイレーンは

鼻で笑い、ならば力づくで奪いだけよと言い返す。そして音符の一つを取り出して

近くにある調べの館の石門に取り付けて、一気に石門のネガトーンを作り出した。

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見るからに硬そうなネガトーン

 

※ズレとる

 

 そして石門のネガトーンをバスドラが操縦し、響と奏から集めた音符を奪おうとする

が、響と奏は怯むこと無く、不幸のメロディを創りだそうとするセイレーン達の野望

に真っ向から立ち向かう決意をして、2人はキュアメロディキュアリズムへと変身。

 

プリキュアに変身した2人は、早速ネガトーンに交互で猛烈なパンチを浴びせるが

ネガトーンの反撃パンチがリズムに襲いかかる。そこを土壇場でメロディが防ぎ

押し込まれつつも、力技でネガトーンの右腕を弾き飛ばす。今度はセイレーンが

 

ネガトーンに指示を出すが、ここで場面は調べの館に居る音吉さんへと変わり

パイプオルガンのパイプ1つを取り出して吹き始めた。そして音がズレていた

パイプを見つけて、目を尖らせて「ズレとる」と語る音吉さん(謎だ・・・)

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パイプオルガンの修理に命をかける男、音吉さん。

 

※歌の攻撃

 

場面は戦闘に戻り、ネガトーンを叩き続けるメロディとリズム。パワーでは押して

いるものの、あまりダメージにはなっていない。敵の硬さに手を痛めたメロディを

見て、バリトンは石門が硬いのは当たり前の事だとあざ笑い、プリキュアのヘナチョコ

 

パンチなど効きませんよ~挑発するファルセット。そしてバスドラがネガトーンに

指令を出すと、ネガトーンは両手を併せUの形をした石を作り出す。それをそのまま

プリキュアに向けて発射すると、2人は捕らえられ、館の壁に叩きつけられた。

 

そして逃げようにも石と壁で挟まれて身動きが取れないメロディとリズム。そこへ

バスドラが俺の歌を聞け~!と言いながら悲しみの歌を低音で歌い始めた。2人は

歌の影響をストレートに受け、激しい頭痛や精神不安定に襲われてしまう。

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セイレーンだけではなくトリオも使える

 

※セイレーンの計算外

 

 さてセイレーン達は幸せそうな歌を聞くと鳥肌が立ち、嫌悪感を示しますが。

悲しみの歌を聴くと逆に、その歌声に心が安らぐという反応をします。バスドラの

歌を聞いてバリトンは思わず聞き惚れ、低音嫌いのファルセットも、この歌声は

 

認めざるをえないと喜んで語る。するとバスドラは急に歌を中断し、セイレーンの

方を振り向いて、これで音符をプリキュアから全部奪い取れば手柄は全部俺のモノで

即ち俺がリーダーになるのだと野心を露わにする。プリキュアが持っていた音符まで

 

計算していなかったセイレーンはその言葉に歯ぎしりをして悔しがった。野太い声で

笑うバスドラ、それを悲しげに見つめるハミィと、為す術のないプリキュアたち。

そしてバスドラは、大きく息を吸い込み、再び悲しみの歌を浴びせようと構える。

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これでまた俺がリーダー(ニヤリ)

 

 ※バスドラの失態

 

すると調べの館から、調律を終えた音吉さんが再びパイプオルガンの演奏を始める。

とても力強く、それでいて幸せな気持ちになる演奏に、劣勢だったメロディとリズム

は元気を取り戻しつつあった。それとは対照的に幸せな音楽を聞いて急に身悶えする

 

バスドラとバリトン、ファルセットにセイレーン。虫酸が走る程の幸せな音楽に

全員耳を塞いでしまう、しかし両手を離してしまい、全員手に持っていた音符入りの

瓶を地面に落としてしまう。セイレーンは苦しみつつも目を見開くと、その眼前には

 

いきなりキュアミューズが登場し、落とした音符入りの瓶を纏めて奪われてしまう。

セイレーンはバスドラが調子に乗ったせいで音符入りの瓶を取られたと責め立てて

それに同調するバリトンとファルセット。更にセイレーンは自分がリーダーであり

 

リーダーに逆らうことは許さないと、バスドラに強く上下関係を叩き込む。

そしてミューズの横から出てきたドドリーは、敵の混乱に乗じて今のうちに

ネガトーンを倒すドドと指令を出した。

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正論に何も言い返せないバスドラ

 

※セパレーション

 

 メロディとリズムは、流れてくる幸せなパイプオルガンの演奏に力が湧き上がり

身体を震わせると、拘束されていたUの字石をあっという間に粉砕した。ここからが

本番よ!と語るメロディに私はいつでも本番よ!と言い返すセイレーン(意味深)

 

メロディとリズムはそれぞれのベルティエを構え、ドリーとレリーを召喚。

ミラクルベルティエとファンタスティックベルティエを捻って2本に分離させ

まずはメロディがミラクルハートアルペジオをネガトーンに叩きつけ

 

続けてリズムがファンタスティックピアチェーレを同じくネガトーンに叩きつける。

そして2人が同時に三拍子を取ると、大爆発を起こしてネガトーンの浄化に成功し

元の石門に戻した。そこへハミィが音符浄化のアクションを起こすと邪悪に変わった

 

音符は元の綺麗な音符に戻り、ミリーがそれを回収した。またもや敗北したセイレーンは

パイプオルガンの演奏もさることながら、演奏者も恐ろしい力を持っていると感じ

プリキュアたちに悪態をついて、トリオと共にそそくさとその場から逃げ出した。

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やたらと格好いい決めポーズ

 

※ミューズの奇行

 

これでセイレーン達の音符もゲット!・・と思いきや、何と驚きキュアミューズ

瓶に入っていた音符を全部、空に向けて逃してしまった!キュアミューズの理解

しがたい行動にメロディが何故、そんなことをするのかと問いかけると、ドドリーは

 

以前2人に語った「私は誰の味方でもない」というセリフを再び言い放つ。そして

ミューズがひとしきり音符を逃がし終わると、いつもの様に何も語らずその場から

去っていった。ミューズの行動に驚きの表情のまま固まるメロディとリズムとハミィ

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ミューズの行動に呆然とする2人 

 

※音吉さんの謎とドタキャン

 

戦闘が終わり、パイプオルガンを演奏していた音吉さんの元を訪れた響と奏。

2人がパイプオルガンの素晴らしさを褒め称えると、音吉さんは、まだまだ修理に

時間が掛かるし、まだまだ沢山のパイプの音程がズレていると語りだす。

 

だが悠長に修理している時間はなく、早く完成させなければ世界が大変な事になる

と、真剣な眼差しで話す音吉さん。その壮大な、何もかもが謎だらけの話に

響と奏は驚き、音吉さんは一体何者!?と仲良くハモってしまう。

 

そして音符をワザと逃したキュアミューズは、いつものように高い場所から

加音町を見下ろし、音吉さんの奏でるパイプオルガンの音色に浸っていた。

そして、その音色が別の世界でも響き渡ったのか、マイナーランドのメフィスト

 

人間界へ赴く決意を撤回し、また今度にしようと延期する。そしてメイジャーランド

アフロディテも人間界へ行くのはまた今度にする、と延期を決定。こうして

2世界のトップが人間界で激突する危機は、ギリギリの所で回避されたのであった。

 

そして、夜になっても調べの館でパイプオルガンの演奏を続ける音吉さん。

真剣な、そして荘厳な音色に先程逃げ出したと思われる音符達も演奏に酔いしれ

いつまでも音吉さんと、館の周りで飛び回るのであった。

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謎の多いミューズの行動

 

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今回の主役 音符たち

 

 

※あとがき

 

少しシリアスな話が続いたので、この回は息抜きのようなハツラツとした回ですね。

服装も夏服に代わり、中盤に差し掛かって来たのを感じさせます。この回の主役は

敵も味方も必死に欲しがる「音符」です。第一話でアフロディテが不幸のメロディを

 

阻止するために、やむなく伝説の楽譜に付いていた音符を、力技で全て吹き飛ばし

人間界に撒き散らしました。音符は1つ1つに命が宿っており、一般の人間には

視ることが出来ません。加音町に音符が集まってるとは言えども、1つの音符を

 

見つけるのも難しく、お互い思うように集まりません。それが偶然にも音吉さんの

パイプオルガンに釣られて町中の音符が一気に集まり始めます。このチャンスに

ハミィもセイレーンも我先にと音符集めに励み、そして互いに激突してしまう。

 

それにしてもこの回は初見の人にとっては謎の多い回でもありますね

・音吉さんがパイプオルガンを急いで修理しなければならない理由

キュアミューズが集めた音符を全部逃した理由

・王子先輩が急に出てきて2人を褒めただけで去った理由

 

まぁ最後の王子先輩に関しては未だに私も何故彼が出てきたのか分かりませんがw

2人が本当に仲が良い(良すぎ)と純粋に思って、話しかけただけなのかなぁと・・

そんな響が奏に寄り添って寝ていたこの場所は、実は・・

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第5話で2人が言い争っていた場所です。灯台の見えるこの海辺で、この頃はまだ

仲直りしてから日も浅く、お互い自分の主張をぶつけすぎて険悪になる事も

しばしばありました。それがこの18話になると…

 

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もうビックリするほど仲良くなりましたw 私が5話で書いた 後々この場所が

意味を持つというのはこの事だったのです。1話毎に少しずつではありますが

響と奏はお互いの気持ちを思いやり、自己主張をぶつけるのは控えつつあるのです

 

逆にマイナーランドの面々は、当初こそセイレーン率いるトリオ・ザ・マイナーは

リーダーの命令に忠実に行動していましたが、段々と身勝手な命令に辟易し反目し

遂にはお互いが相手を支配しようと醜いリーダー争いを繰り広げるに至ります。

 

そうです、このスイートプリキュアは少しずつ、敵も味方も関係が変化し続けて

います。それが余りにも微妙な変化の積み重ねなので気付きにくいですが、序盤と

終盤を見比べると同じアニメかと思うくらい何もかも変化してしまいます。

 

それがこのスイートプリキュアの一番面白い所でありますがね‥ では19話で ノシ