スイートプリキュア 第26話
2015年1月24日に放送された、スイートプリキュア26話の感想です。
↓続きからどうぞ
※サマーバケーション
冒頭はマイナーランドで激しくイライラしているメフィストの場面から。手元にある
「伝説の楽譜」はセイレーンの一件により全て譜面から音符が外れてしまい、また
もや驚きの白さとなった楽譜を、恨めしそうに眺めるメフィスト。そして怒り頂点に達した
メフィストは玉座を立ち、完全にプリキュアと化したセイレーンを激しく恨む。
もうセイレーンが戻ってくるアテが無いと感じたメフィストは、ひとまず歌姫探しは横に置いて
基本に立ち返り音符集めに集中しようと考える。その事をトリオ・ザ・マイナーへ
鏡越しに下知したメフィストだが‥どういう訳か例のアジトには人っ子一人居なかった。
実はその頃トリオは、余りの暑さから勝手に海で泳いでいたのだw イルカの浮き輪
で海に漂うバスドラ、はしゃいで泳ぐファルセット、砂浜で紫外線対策バッチリの格好を
して1人砂の城を作っているバリトン・・・三者三様、好き勝手なことをしている
その光景を発見したメフィストは今までで最大級の怒りをトリオにぶつけた。3人は突然の
ボス登場に驚き、震え上がるのであった。
男キャラだけは無駄に水着シーンが多いのもプリキュアの慣例
※トリオ・ザ・マイナー(夏)
そしてバスドラは今更ながら背筋を伸ばして、余りに熱いから水浴びをしていたと
正直に告白。続けてバリトンは日焼けはシミの元だとやる気が全く無い。そして
臆面もなく、夏休みが楽しいと子供みたいに大はしゃぎするファルセット・・・
もはや何を言っても効果が無いとメフィストは思ったのか、怒る気力すら無くして
しまった。しかし音符を集めるにはトリオに頼るしか無い現状を考えると、この方法
しかないと思い、指を鳴らしたメフィスト。するとトリオ全員の耳元に例の洗脳
装置が出現し、悪のノイズでトリオをパワーアップし始める。まるでプリキュアの
変身を模した暑苦しい描写を経て、トリオ達は軽装の夏バージョンにパワーアップ。メフィストは
早速、音符を集めて不幸の楽譜を完成させよと命令し、それに従うトリオであった。
夏らしく涼しい格好になったトリオ
※フェアリートーン達の華麗なる連携
OP開けて今度は響の家、例によって寝ているシーンが非常に多い響からw
すると目覚まし時計が7時前を指した所で、フェアリートーンのドリーがミッションスタートと
言い出した。そのままドリーが下にあるクッションへ落下すると、待ち構えていたレリーが
落下の反発でジャンプする。レリーは窓にあるブラインドを引っ張り、朝の光が
部屋の中へダイレクトに射し込んだ。そしてミリーとファリーが残りのカーテンを
全部開け、消しゴムと定規で作ったジャンプ台にソリーとラリーが飛び乗り、先に
構えていたシリーがハイジャンプ。そのまま響の額に着地し、今日は10.0の着地だと
満足するシリー。その小さな衝撃で響が目を覚ますと、綺麗に時計の針が7時に達し
目覚まし時計が鳴り始める。最後は時計をドリーが足で踏んでミッションは終了した。
いちおう響はこのアニメの主人公です・・
※見えない努力
この見事な連携に響は目が覚めたが、ハミィはまだ眠たい様子。すると響はベッド
から飛び降り、今日は音符探しをする約束をしていたのだから、早く起きなよと
ハミィを急かす。ハミィは眠気まなこで、響の寝起きの良さに感心していると
響は、最近目覚ましが鳴る前にタイミングよく目が覚める自分を自賛するのであった
本当はフェアリートーン達が裏で頑張っているとも知らずに・・ だがそんな事も
気にせず、フェアリートーンは今日のミッションが無事成功したのを影で喜ぶのであった。
その努力を見てもらえなくても、一生懸命に頑張るフェアリートーン
※リーダーのシリー
今度は外に出て、シリーは思いっきり息を吸い込んだ後、口笛を鳴らして
「フェアリートーン 3つの約束」を宣言し始めた。1つは、はぐれないように
気をつける事。2つは、いつも笑顔でニッコリ。3つめは、困ったときはチームワーク。
そして最後にまたシリーが口笛を鳴らし、宣言は終了。今日も約束を守って行動
するよう、他のフェアリートーン達に告げるシリー。続けて、自分達は大事な音符を預かって
いるのだから、その役目を忘れないようにと、重ねて彼らを指導するシリーであった。
そんなフェアリートーン達が色々やっている樹の下で、音符探しに精を出す響・奏・エレン。
しかし草むらをかき分けても音符はなかなか見つからない。響はハミィに音符の
匂いがするか訪ねてみるが、鼻を利かせても全く音符の匂いがしないと答えるハミィ。
歯を剥き出しにされるとチョット怖い
※匂・視・聴
すると場面は変わり、ハミィと同じように鼻をクンクンさせて、ひまわり畑を
這いずり歩くバスドラ。すると音符の匂いを嗅ぎつけたバスドラは、ひまわりの裏に
音符があるのを発見、それを素早く捕まえて、ご満悦顔のバスドラであった。
続けて、バリトンも八百屋の前に並んでいるスイカに、付着していた音符を発見。
それを怪しげな念力で引き寄せ、音符を手中に収めた。ただ店の人や周りの人達は
気持ち悪そうに見ているのだがw そして今度はファルセットの番。なんと彼は
音符が水を跳ねる音だけで、近くに音符があるのに勘付き、新しく得た能力である
ムチのようなもので離れた音符をキャッチした。これらは先程のパワーアップにより
バスドラは音符を嗅ぎ分ける能力が発達し、バリトンは音符が良く見える能力が
アップ。そしてファルセットは音符の動く音がハッキリと聞こえる能力が向上した
のであった。全く音符が見つけられない響達と比べたら、彼らの方が圧倒的に効率
良く音符探しが進んでいるではないか。
良く匂う! 良く見える! 良く聞こえる!
※予期せぬトラブル
響達は場所を加音児童公園へ変更したが、こちらに移動しても音符を見つける事は
出来ない。エレンもハミィと同じく音符の匂いは分かるのだが、どうも暑さのせいで
音符の匂いが分からないと語るエレン。すると突然フェアリートーンがハミィに逃げるよう
指示をする。ハミィが後ろを振り向くと、時既に遅く飛んできたボールに顔面を
直撃されてしまう。あまりの出来事に「痛いニャ~」とハミィが痛がっていると
目の前に少年2人が‥! 少年達はネコが人語を喋ったのに驚き、興味本位でハミィを
捕まえようと躍起になる。それを見ていた3人は少年達を止めようと、必死に公園中を
追いかけ回すが、それでも少年達はハミィの捕獲を諦めようとしない。このままでは
マズいと、ベンチの裏から見ていたフェアリートーン達は、咄嗟に1つの策を思いついた。
うっかり人前で喋ってしまったハミィ
※疲労困憊
追いかけ回す少年の近くで、シリーが額を光らせると、太鼓の音が響き始める。
少年達がその音に気を取られていると、響が全速力でハミィを救出し、響達は公園
から逃げることに成功。様々な音を出せる、フェアリートーン達の面白い能力であった。
ひとまず駄菓子屋まで逃げ込んだ響達。しかし真夏の暑い盛りの中、走り回った事も
あって、全員見事にバテてしまった。他人の前で言葉を迂闊に喋らないようエレンが
叱責すると、ハミィは力無く、扇風機の前で「ゴメンニャ~・・」と謝るのであった。
するとフェアリートーンは、響達の足の裏側でドリーが全員整列させ、それぞれの
音階を順次奏でさせる。綺麗に揃ったのを聞いたドリーは、迷子は誰も居なかった
事を確認した。そうこうしている間に、頼んでいた「かき氷」が響達の前に届く。
真夏に全速力で走るのは危険ですね・・
全員揃っているか確認するドリー
※見慣れぬ食べ物
響は早速かき氷を食べ、その冷たさと美味しさから、夏のかき氷は格別だと大喜び。
しかしかき氷を食べた事の無いエレンは、これを不思議そうに眺め、取り敢えず自分
も1口食べて見るが‥ あまりの冷たさに身体が震え、あっという間に頭がキーンと
痛くなってしまったエレン。奏はそれを見て冷たいものを急に食べると頭が痛くなる
「アイスクリーム頭痛」であると解説。 その上では、ソリーが動かない風鈴を見て
息を吹きかけ鳴らそうとする・・が全く動かない。それを横で見ていたファリーは
額を光らせて風鈴の音を奏でた。それを聞いていた響達はフェアリートーンの能力に
驚き、他にも何か音が出せるのかとエレンが問いかける。すると今度は学校の
チャイム音を鳴らすファリー。完全に再現された音を聞いて響達は、先程の疲れも
どこへやら、彼らの能力に大盛り上がりするのであった。しかしそんな響達を
木陰で見ているバリトンが‥ バリトンは怪しい笑みを浮かべ何かを企んでいた。
体験したことのない冷たさに身が震えるエレン
(;・3・)アルェー チリ~ン♪(ー∇ー )
※海老で鯛を釣る
かき氷を食べて、音符探しを再開した響達。だが街のゴミ箱を開けてみても音符は
見つからず落胆する響・・・奏はそのうち見つかるから大丈夫だとエールを送った。
その後ろで、1匹「見つかるララ~」と呑気に飛び回るラリー。するとラリーの眼前に
泣いている音符が現れた。しかし、その音符を捕まえている怪しい手と、余りにも
不自然なパラソル‥ お気づきだろうがこれはバリトンの罠であり、ラリーはそれを
知らずに音符を追い求めた結果、逆にバリトンにあっけなく捕らえられてしまった。
そんな事件に気づくこと無く音符探しを続ける響達。しかしハミィは完全にバテて
しまい、喉が乾いて動けないとやる気ゼロ。エレンはそれ見て、みんなが音符探しを
頑張ってくれているのだから、ハミィも頑張らなければ駄目だと叱責するのであった。
やる気のないハミィと、それを注意するエレン。
※消えた2匹
すると奏はその様子を見て、無理してまで音符を探すのは危険なので、水分補給を
しようと提案。その言葉を聞いた瞬間、あれ程ダレていたハミィは急に元気になり
目を輝かせて走りだすのであった。そのハミィに追従しようと。一緒に動き出した
フェアリートーン達であったが‥ いきなりレリーが謎の手によって捕まえられて
しまう。誰もその事に気づかない中、ソリーだけ妙な異変に気づいて後ろを振り
返ったが、そこには誰の姿も存在しなかった・・・ 響達はまた駄菓子屋に戻り
ラムネを美味しそうに飲み始める。その頃ドリーは他のフェアリートーンを
整列させ、もう一度点呼を開始するが・・ 鳴った音階は「ド・ミ・ファ・ソ・シ」
だけ! 明らかにレリーとラリーが存在せず、その事に狼狽えるフェアリートーンであった。
レリーとラリーはどこに消えた?!
※リーダー争い再発
するとフェアリートーン達の前に「ここドド‥」という変な男の声が。トーン達が
後ろを振り向くと、そこにはバリトンの姿があった。危険を察知したトーン達は
一斉に逃げ出すが、バリトンの新たな能力で今度はドリーが捕まってしまう。
その後ろからバリトン、ファルセットも登場し、彼らがいつの間にか約束していた
「音符を一番集めた者がリーダー」という勝負の結果を報告し始めた。そして手に
持っていた音符入りの瓶をそれぞれ見せ合うと、トップがファルセット・2位が
バスドラ、3位はバリトンであった。その結果にファルセットは大喜びし、バスドラ
は悔しがる。するとバリトンは笑い出し、この勝負は自分が勝った!と言いながら
虫カゴ入れに捕まえたフェアリートーン達を見せた。すると2人は大変驚きながらも
トーンを捕まえる作戦は、以前セイレーンがやったのだから、これは真似だと糾弾。
しかしバリトンはそんな罵倒に怯まず、真似であれ自分が一番音符を集めたのだと語り
トーンの中に溜まっていた音符を瓶に方へ無理やり引きずりだしたバリトン。
それにトーンが居なければプリキュアは変身できないと、自身の成果を協調する
バリトン。ついでにプリキュア達も片付けてやると意気込むバリトンを見て
残りのトーン達は震え上がり、大変な事になってしまったとシリーは困惑する。
フェアリートーンを3匹も捕らえたバリトンに驚く2人
※立秋
そんなフェアリートーン達の苦況も知らず、ラムネ瓶を勢い良く飲み干す響達。
キンキンに冷えたビールを飲んだようなリアクションをしながら、充電は完了したと
語り、音符探しの再会を宣言。ハミィがフェアリートーンを呼んでくる為にその場を
離れると、駄菓子屋の横からフェアリートーンを捕まえようと猛ダッシュしている
バスドラが登場し、ソリーを捕まえ損ねたバスドラは響達の前で豪快に倒れてしまった。
すると響とバスドラは急な遭遇に驚き、一旦離れて距離を取る。その間にバリトンと
ファルセットも登場し、3人はいきなり「残暑~お見舞い~申し上げますぅ~↑」と
律儀に時候の挨拶を歌うw エレンは3人の様子や服装がいつもと違うのを感じ
取り、やたらと強気なトリオを不思議そうに眺めた。
変な所で礼儀正しいトリオw
※チームワーク(1)
するとここでバリトンが、駄菓子屋の横においていた扇風機に音符があるのを発見。
そのまま一気に扇風機のネガトーンを作り上げたのだが、やたらとネガトーンの手足
が筋骨隆々で、いつもより強そうだと奏は感じとる。そのまま扇風機ネガトーンは
不幸の音波を撒き散らし、駄菓子屋の近くに居た子供たちを悲しませ、不幸のどん底
に突き落とす。それを喜ぶトリオの裏でシリー達は、捕まったドリー達を心配そうに
眺めるも、捕らえられている虫かごを開ける手段が見当たらない。しかしここで
シリーは残りのトーンを統率し、力を合わせてドリー達を助けようと決意した。
まずはソリーがバスドラの後ろにコッソリ回り、耳元でホイッスルの音を奏でる。
それに驚いたバスドラに向かって、ミリーとファリーがバスドラの首元へ突進する
今までと違い、パワーアップしているネガトーン。
※チームワーク(2)
この衝撃でバスドラの体勢が崩れ、その前に居たファルセットを押しつぶす。
それと同時に投げ出された虫かごは、落下の衝撃で箱が空き、今の内に捕まった
トーンを逃げ出させるシリー。それを見たファルセットは、動こうとするも
倒れたバスドラが重荷となって足が動けない。しかし新に得た能力で、シリーを
ムチのようなもので巻きつき、捕らえる事に成功。更に逃げ出そうとした他の
トーン達に対し、逃げるならシリーが酷い目に遭うぞと、脅迫するのであった。
困惑するトーン達を前に、シリーは自分の事には構わず、早くプリキュアを変身
させるのだと訴える。シリーの決意を聞いたドリーとレリーは、泣いているラリーを
説得し、シリー達を救出する為に、急いで響達の元へ戻るのであった。
脅迫の材料にされてしまったシリー
※窮地のシリー
その頃、ネガトーンから不幸の音波を浴びせられ、身動きが取れなかった響達だが
夏休みを楽しんでいる子供達を悲しませた事に、3人は絶対に許せないと怒り出す。
そしてモジューレを取り出し、変身しようとするが、フェアリートーンが居なければ
変身出来ない‥と思ったその時!逃げ出したドリーとレリーとラリーが無事に合流。
そのままキュアメロディ・キュアリズム・キュアビートへと変身に成功した。
いつの間にか捕まえたトーン達が逃げ出したのを、バスドラに八つ当たりするバリトン。
バスドラがそれに反発すると、リーダーに口答えをするのかと、早くもリーダー
気取りのバリトンw そしてファルセットに捕らえられたシリーは、他のトーンを
逃した事で、怒ったファルセットに、今まさに握りつぶされようとしていた・・!
大ピンチなんだけど、可愛いと感じてしまうシリーの顔。
※天然のおかげ
すると突然、ファルセットの肩にハミィが乗りかかり、何をやっているのかと尋ねる(天然)
ファルセットはハミィの存在に気づくと大いに慌てふためき、これをチャンスと
思ったミリーとファリーは、一気にファルセットの顔面に突撃、その衝撃で手元のシリーは
飛び出し、無事救出に成功した。痛がっているファルセットを他所に、ハミィの
機転?により助かったトーン達は、ハミィに感謝を述べた。もはやフェアリートーンを
捕まえられないと思ったバリトンは、ネガトーンを使ってプリキュアを倒そうと決意し
命令を下す。メロディは攻撃をしようと思ったが、横から飛んできたネガトーンの尻尾に
叩きのめされてしまった。それを見たビートはネガトーンに強烈な踵落としを食らわせ
敵の顔が下を向いた所で、今度はリズムが見事な昇竜拳をネガトーンに決める。
倒れたメロディを援護するビートとリズム
※新しいネガトーンの脅威
しかしネガトーンは倒れかかった所をコンセントの尻尾で踏みとどまり、ビート達に
反撃を開始する。そこにメロディが登場し、ビートとリズムを脇に抱え、間一髪の
所で敵の攻撃を交わした。これで助かったと思ったメロディだが、後ろを振り返ると
直ぐにネガトーンの尻尾が視界に入り、3人纏めて思いっきり叩きのめされてしまう。
それでも何とか立ち上がる気力は残ったメロディ達だが、今までのネガトーンと違い
とても強くなっていると驚くビート。すると今度は顔にある扇風機を起動し、強烈な
風をプリキュアに浴びせ始めたネガトーン。これでは敵を倒すどころか、前進すら
ままならない状況に陥ってしまった。それを見たバリトンは今度こそプリキュアを倒すチャンスが
訪れたと喜び、バスドラとファルセットに力を合わせるぞと命令し、2人はそれに従った。
敵の魔の手から2人を救出したメロディ
※ソリーの能力
トリオ達は声を合わせると、それに連動してネガトーンの扇風機の風が更に強くなり
プリキュア達は遠くに飛ばされてしまった。そのピンチを見ていたソリーは3人を
助けようと救援に走る。そしてビートに向かって自分の力を使うように求めると
ビートはすぐに了承し、ソリーを自分のモジューレにドッキングさせた。それを
ビートが口をつけて吹くと、綺麗な音色が辺りを包み込み、気が付くと3人の身体に
淡い緑色のオーラが浮かび上がってきた。これにより元気を取り戻した3人は
ネガトーンに反撃を開始する。ちなみにソリーを吹く事で得られる特殊効果は
「集中力のUP」だそうです。 そしてネガトーンに向かって思いっきりキックを
決めたビートだが、攻撃に堪えたネガトーンから逆に反撃の平手打ちを喰らってしまう。
集中力アップと共に体力も回復したプリキュア
※耐風バリア
ビートがまたもや倒されてしまったが、今度はメロディとリズムがネガトーンに
向かって猛烈な攻撃を2人同時に繰り出した。しかしそれもネガトーンの固い防御に
より全て防がれてしまい、更に一瞬の隙でネガトーンに捕らえられてしまった2人。
そして2人は思いっきり投げつけられ、またもや遠くに飛ばされてしまう(ナンテコッタイ)
今度こそプリキュアを倒すチャンスだと思ったトリオは、再度声を合わせて扇風機の
風力をアップさせる。そして猛烈な風に晒されてピンチに陥ったメロディとリズムだが
ここでビートは素早くラリーを呼んで、ラブギターロッドからのビートバリアを展開
する。その甲斐あってメロディ達はバリアに包まれ、ひとまず強風から難を逃れた。
ビートバリアに保護されたメロディとリズム(カッコイイ)
※最後の底力
バリトンはビートバリアに驚きつつも、またもや3人で声を合わせて更に風力を
アップし始める。風が強くなる毎にビートは段々と押され始め、トリオが声を
最大まで張り上げると、遂にビートバリアに亀裂が入り、一気に崩れてしまった。
これでもうプリキュア達の万策は尽きた喜んだバリトン。しかし土煙の中から
威勢よくメロディとリズムが飛び出し、ネガトーンの中心に強烈なハイキックを
喰らわせ、その勢いでネガトーンを思いっきり飛ばすことに成功した。
そしてこのチャンスを逃さず、3人はそれぞれの武器にミリー・ファリー・ソリーを
ドッキングさせ、そこから作り出したトーンのリングをネガトーンに叩きつけて
拘束し、3人が同時に三拍子を取ると、ネガトーンは大爆発を起こし、遂に敵を浄化した。
たまには後ろ姿でも
※たかが1つ
ネガトーンが元の扇風機に戻ると、ハミィは毎度お馴染みの音符浄化アクションを
起こしながら、フェアリートーンみたいに良いチームワークだったとプリキュアを
褒め称える。そして音符を浄化すると、その音符をシリーに収納。中を覗くと
もうすぐ幸せのメロディが完成するほど、音符が溜まってきたと喜ぶのであった(9回目)
そしていつもなら、ここで敗北したトリオ達は小悪党並みの捨て台詞を残して
逃げ出すところだが、今回は余裕しゃくしゃくの態度である。それは新たな能力を
メフィストから授かり、沢山の音符をかき集めたので、1つの音符を取られた所で
痛くも痒くも無いと自慢気なバリトン。彼の言う通りバスドラの手元を見ると
3つの瓶の中には沢山の音符が詰まっていた。それを見たメロディ達やハミィは
いつの間にそれだけの音符をかき集めたのかと、大いに驚くのであった。
今回だけでかなりの差をつけられてしまったプリキュア達
※一致団結
沢山の音符を魅せつけたトリオ達は、音符集めは我々の勝ちだと、一方的に勝利宣言
をして、笑いながらその場を去って行った。それを見ていたドリーは、危機感を覚え
不安な表情を浮かべる・・・ 戦闘が終わり、3人は砂浜で沈みゆく夕日を見ながら
トリオ達が持っていた音符の量に驚き、自分達の持つ音符より多いのではないかと
考える。それを聞いて更に落胆するドリー・・・しかし他のフェアリートーン達は
1匹落ち込むドリーを励まし、みんなで頑張れば大丈夫だからとエールを送った。
ハミィはその様子を眺めながら、1日1音符でも毎日集めれば沢山の量になると
語り、それを聞いたエレン達も、みんなで音符集めを頑張れば問題無いと同意した。
みんなで力を合わせ、少しずつ頑張ることが大事
※謎の声
それを聞いていた響は、皆を不幸にするなんて許せないと憤った後、いきなり海に
向かって不幸のメロディを絶対に完成させはしない!と大声で叫んだ。そして響の
顔に涼しい潮風が通り過ぎると、突如響の耳元に聞きなれない声が囁き始めた。
(それだけでは・・・だめ)
その声に響は驚き、後ろを振り向くがそこには誰もない。エレンか奏に聞いてみるも
2人は何も喋っていないとの返答・・ 今の声はなんだったのだろうと響は不思議に
思い、ただの空耳ではなかったのかと考えた。
夕日に向かって叫ぶ響
※悲しみ半分、喜び2倍
すると響の額にシリーが降りてきて、いきなり「タッチ」と言いながらオデコを触る。
「次は響が鬼」と勝手に鬼ごっこを始め、その場から他のトーン達と一緒に逃げ
始めたシリー。自分を鬼扱いされた事に腹を立てた響は、早速トーン達の元へ
ダッシュして捕まえようとする。そんな可笑しい光景を眺めて笑うエレンと奏。
するとハミィはウズウズしながら、自分も鬼ごっこをしたいと大はしゃぎ。
響はシリーを捕まえようと躍起になるが、素早いシリーを全く捕まえる事ができない
逆にハミィはいつの間にかソリーをガッチリと捕まえており、その光景を見てまた
笑い出すエレンと奏。そして先程まで落ち込んでいたドリーもいつの間にか元気を取り
戻し、こうしてフェアリートーン達の1日は、今日も笑顔で終える事ができたのであった。
辛い時こそ仲間と支えあうフェアリートーン達
※あとがき
この回はプリキュア達の大切な音符を預かる、小さな妖精ことフェアリートーンが
メインの回です。彼らはプリキュアの変身時にモジューレにドッキングしたり、
プリキュアの持つベルティエなどにもドッキングして、大技発動の役目を果たしたり‥
そんな戦闘に欠かせないトーン達ですが、日常でも響達を影から支援していたのが
明るみになります。全員で力を合わせて響を寝坊させないように尽力し、ハミィが
子供に追われピンチの時は、額から太鼓の音を作り出して気を逸らすなどなど。
しかしメフィストがトリオを強化すると、新たな能力を得たバリトンはレリーとラリーを
捕まえ、続けてドリーも捕まえてしまいます。仲間のピンチにリーダー格のシリーが
身体を張って、残った面々と一緒に救出活動に向かいますが、今度は逆にシリーが
ファルセットに捕まり、脅迫の材料にされてしまいました。しかしシリーは自分を
犠牲にし、プリキュアを変身させる為に、他のトーン達を逃します。それを見て
怒ったファルセットはシリーを握りつぶそうとしますが、急に出てきたハミィにファルセットが
大慌てすると、他のトーン達がファルセットを強襲してシリーを救出。その後プリキュア達が
ネガトーンを無事倒しますが、強化されたトリオは、新たな能力をフルに活用し
いつの間にか大量に音符を集めていました(ドリー達の盗られた分も入っている?)
その事にドリーは不安を覚え、落胆してしまいますが、そこは気の知れた仲間たちが
ドリーを励まし元気づけます。そう、彼らは常に仲良く力を合わせて連携し、仲間達
の為、プリキュアの為、そして幸せのメロディを完成させる為に常日頃から努力を
惜しまず頑張っていたのです。彼らの尽力無くしてプリキュアの活躍はありえませんね。
さて最後のシーンで響が海に向かって叫んだ後、聞いたことの無い声が聞こえて
来ました。声の主は何者なのか?何が理由でダメなのか? 謎は深まるばかりです。
それでは27話で~ ノシ