スイートプリキュア♪感想記

2014年8月からBS11で再放送されていたスイートプリキュア♪の感想です  

スイートプリキュア 第32話

2015年3月7日に放送された、スイートプリキュア32話の感想です。

 

↓続きからどうぞ

 

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※ミューズの決意

 

いつものように加音町の高所から町を眺めるミューズとドドリー。

例によって何も語らないミューズではあるが、彼女の脳裏には前回、プリキュア達が

遂にクレッシェンドトーンの力を使うことに成功し、ネガトーンを撃破した光景がよぎっていた。

 

それを思い返したミューズは自分の右手をまじまじと見つめ、広げた手のひらを

握りこぶしに作り変える。それを見たドドリーは、彼女が何を考えているのか

真意を訪ねようとするが、彼女は町の喧騒に目をやるばかりで一切口を開かない。

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前回の出来事はミューズにとって衝撃だったと思われる

 

※加音町フリマ

 

そのミューズが見つめる加音町では、春と秋に開催されるフリーマーケット

大いに賑わっていた。初参加のエレンはその人の多さに思わず目を見開いて驚く。

そして響達も家から不要品を持ちだして出店しており、その隣には奏の家の

 

ラッキースプーンが移動販売車で出店していた。だから奏もそちらを手伝うの

だろうと思われたが、もうすぐ弟の奏太が手伝いに来るので、響達と一緒に

フリマを楽しむ事が出来る様になったと語る奏。すると奏の母が店から顔を出し

 

響とエレンに、今日一日を頑張ろうとエールを送る。その言葉に対し、無邪気に

「は~い」と返答する響と違って、エレンはしっかり一礼しながら「今日一日

お世話になります」と礼儀正しく返事をするのであった。

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手を添えて一礼するエレンの礼儀の良さ

 

※招き猫ハミィの受難

 

奏の母はエレンの礼儀正しさに思わず微笑み、おやつのカップケーキを楽しみに

してねと笑顔で語る。すると響達の出品物に紛れ、招き猫のフリをしていた

ハミィはカップケーキと聞いて興奮し、早くケーキが食べたいとウズウズし始める。

 

だが間の悪い事にハミィの言動を見ていた一般人の男性は、ネコが喋るのを見て

ビックリしてしまう。しかしエレンは咄嗟にこれを「喋るぬいぐるみ」だと

誤魔化し、即座にハミィの頭を押す。するとハミィも「カップケーキガタベタイニャー」と

 

機械音声の様に喋り始め、何とかこの場を乗り切ろうとする。それを聞いた男性は

面白がり、自分もハミィの頭を押してその反応を楽しむのであった。それだけなら

問題は無かったのだが、ここで男性はこの「ぬいぐるみ」を買いたいと申し出る。

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タベタイニャー タベタイニャー

 

Not for Sale

 

しかしエレンがこの「ぬいぐるみ」は非売品だと申し訳無さそうに語ると、男性は

諦めて、残念そうにもう一度ハミィの頭を押す。だが抜け目の無い男性は、隣に

置いてあったヒーリングチェストに興味を示し、こちらも欲しがろうとするが

 

今度は響からこちらも非売品だとやんわり断られてしまう。そう言われると男性は

素直に諦め、重い腰を上げてその場から去っていった。やっと喋れるようになった

ハミィは響達に、自分とチェストを売らないでくれと懇願。フェアリートーン達も

 

その言葉に便乗する。響はもちろん売りはしないと語り、奏とエレンに向かって

(非売品以外は)今日はじゃんじゃん売るぞー!と気合を入れるのであった。

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ハミィが買えず残念な顔をする男性

 

※憤怒の王

 

 さてその頃マイナーランドでは、いつにも増してイライラしているメフィスト

姿があった。彼の脳裏にもミューズと同じように、前回プリキュア達が

「スイートセッションアンサンブル」でネガトーンを撃破された光景がよぎり、ヒーリングチェストの持つ

 

力に脅威を感じていたのだ。するとメフィストは急にトリオを呼び出し

食事中だったトリオは驚いてしまう。3人は慌てて跪き、バスドラはメフィスト

「ご機嫌麗しゅう」と心にも無いお世辞を述べる。それを聞いたメフィスト

 

機嫌など良くないし、お前ら飯を食っている場合か!と怒り出す。更に前回で

ヒーリングチェストの恐ろしさが充分に分かったのだから、今すぐにチェストを

プリキュアから「絶対に」奪い取ってこい!と烈火の如く吠えるメフィストであった。

 

そして通信終了後、あんな恐ろしいメフィストは初めてだと怯えるファルセット。チェストを

奪えなければ我々の身にも災難が振りかかると考えるバリトン。そしてオニギリを食べ

ながら、遂にメフィストも本気になったな、と物知り顔で語るバスドラであった。

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いつも以上に機嫌の悪いメフィスト

 

 ※ウサギのぬいぐるみ

 

そんな険悪ムード漂う敵側とは対照的に、秋のフリーマーケットで大いに賑わう加音町。

すると1組の親子が、とある露店に沢山の人だかりがあるのを発見。その場所へ

親子は赴くと、今度は自発的に「喋るぬいぐるみ」のフリをしたハミィが

 

「大安売りニャー!」と声を上げて人々の耳目を集めていた。これには娘も

食いついて、早速ハミィを欲しがろうとするが、例によって奏から非売品だと

断られてしまう。しかし奏は、他にも可愛いぬいぐるみがあるよと娘に語り

 

自分達が売る商品の方へと視線を誘導させる。すると今度は兎のぬいぐるみに

娘は興味を示し、これは自分の手作りだと語るエレン。母がその出来栄えを

褒めると、娘はこのぬいぐるみが(自分の)家へ一緒に帰りたがっている

 

(だから買ってよ)と訴える。娘の気持ちを察した母は、この兎のぬいぐるみ

を購入する事に決めた。そして娘が早速この兎を「ミミちゃん」と名付けると

エレンは「大切にしてね」と笑顔で娘と約束するのであった。

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うさぎのぬいぐるみを購入した親子

 

 ※Mの響

 

ぬいぐるみを購入し、去って行く親子を眺めながら、エレンに「よかったね」と

声をかける奏。すると響達の元にアコと奏太が出店の様子を眺めにやってきた。

しかし奏太は店番のはずなのに、何をしているかと姉が問いかけると、奏太は

 

それを言われて母と店番の約束していたのを思い出す。そういう訳でアコと

遊べるのもここまでになり、奏太がその事を詫びるとアコは特に気にもせず

自分も家に帰るつもりだったと語る。すると響は出品している服をアコに見せて

 

これは自分が昔着ていたが、身体が大きくなり着られなくなったのでプレゼント

するよと話すが・・アコは少し考えた後に結局遠慮してしまう。そして去りゆく

アコを見つめながら、奏太は明日も学校で会おうぜと声をかけるのであった。

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響のプレゼントを断るアコ

 

※全ての人の宝物

 

その頃トリオ・ザ・マイナーは、ご自慢のフライングノートに乗りながら

プリキュア達を探していた。するとトリオはフリマで町が賑わっているのを

発見し一旦降りた後、物陰に隠れながらフリマの様子を視察する。

 

そしてよく観察すると、やけに人が集まっている店を発見。更に目を凝らすと

その出店者は響達であるのを突き止めて、トリオは大いに喜んだ。さてその間の

響達は、またもやヒーリングチェストを欲しがるお客さんに対し、これは非売品

 

であると申し訳無さそうに断る。しかしチェストを売る事は出来ないが、ぜひ

一曲聴いて欲しいと語る響。そう言いながらチェストを開き響が美しい音色を

奏でると、その場に居た人々は勿論、別の場所で演奏をしていた人、フェアリートーンと

 

ハミィ、奏とエレン、そして散歩していた音吉さんも含め、全員がその音色に聴き

惚れて惜しみない拍手を送った。そして先程のお客さんもチェストが大切な物であるの

を理解すると、響は自分だけでなく皆にとって大切な物だと笑顔で答えた。

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響の演奏に惜しみない拍手を送る人々

 

※オカマのトリオ

 

すると響達の店を物陰から眺めるトリオ・ザ・マイナー。しかし彼らの姿は

いつの間にか女装に変わっており、バスドラはルネサンスドレスのような服装で

ファルセットはチャイナドレスを着て胸に詰め物をしている。そしてやたらと

 

厚化粧でケバケバしい2人はとは対照的に、何故かバリトンだけは化粧は無く

スカートにネックレスだけのシンプルな変装だが、3人の中で一番女性らしく

見えるのが不思議である。しかしバリトンは女装しなくとも無理やり奪えばいいと

 

意見を述べるが、それではまたチェストの技にやられると反論するファルセット。

バスドラもそれに同意し、響達の前で客のフリをして油断させ、隙を見て

ヒーリングチェストを奪うのよ~ん♥と投げキッスする(絶望的に気持ち悪い)

他の二人もそれを聞いて「了解よ~ん♥」とオネエ言葉で返事するのであった。

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カツラまで用意する念の入れよう。余計に目立つような気もするがw

 

※大根役者

 

 その頃、朝の約束通りラッキースプーンからカップケーキの差し入れを貰い、それを

美味しそうに食べながら休憩していた響達。すると目の前に女装したトリオが現れ

その格好と威圧感に言葉を失う響達・・しかし何故かトリオだとは気づかないw

 

トリオは早速、この店は可愛い物だらけで大変気に入ったと嘘をつき、響の手元

にあるチェストに目を付け、これは奥様(バスドラ)に似合いそうだわ、と演技する

ファルセット。それを聞いたバスドラは、自分はこういうのが欲しかったと喜んだ

 

フリをするが、例によって響からこれは非売品だと断られてしまう。すると

バスドラは怒り出し、少し見るくらいいいじゃない!と怒鳴りながら、無理やり

響の手元からチェストを奪い取る。そしてチェスト開いて中身が本物であるのを

 

確認し「間違いない‥」といつもの低音でつぶやくと、エレンは客がトリオで

ある事ににようやく気づいた。バレたトリオは目の前で被り物を脱ぎ捨て

ヒーリングチェストを片手に、その場から物凄い速さで逃げ出すのであった。

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上と特に代わり映えもしないのに、驚いた響達の顔で笑ってしまうw

 

※謎の手

 

 チェストを奪われたとあって、響達も急いでトリオの後を追いかけ始める。

しかし自分達の店を畳む暇も無かったので、奏はラッキースプーンに居た奏太に

こっちの店番もお願いと急に頼み、返事も聞かないままトリオの後を追いかける。

 

 そしてチェストを盗んだバスドラは、逃げながら作戦通りだと大喜びしていたが

履いていたヒールの踵が折れてしまい、その場に急停止してしまう。すると後ろ

から走ってきたバリトンとファルセットはバスドラに衝突し、3人共バランスを

 

崩したかと思ったら、階段から仲良く転がり落ちてしまった。落ちた衝撃で

バスドラの手からチェストがこぼれ落ちると、そのチェストを拾い上げる謎の手が現れた。

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バスドラの落としたチェストを拾う謎の手

 

※不可解な行動

 

落ちた衝撃で暫く倒れていたバスドラは、起き上がると手元にチェストが

全く無い事に驚き、慌て始める。すると何故か謎の手に拾われたはずのチェストは

先程の落ちた場所に置いてあった。それを見たバスドラはすぐさまチェストを回収し

 

折角手に入れたのに無くしては元も子もないと安堵する。しかしバスドラ達が

チェストを回収するその裏では、影に隠れた「誰か」が本物のチェストを手にして

足早に去っていく姿が映っていた。するとトリオは、追いかけてきた響達が

 

近くまで来たのを確認し、噴水の方へ隠れるよう指令。他の2人はその命令に

従って移動し始めた。そしていつの間にか建物の屋上に居たキュアミューズ

ドドリーは、その光景をじっと見つめ続けるのであった。

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本物のチェストを持って逃げた謎の人物

 

※イミテーション

 

 響達はようやくトリオの転げ落ちた階段まで追いついたが、彼らを見つけられず

焦りが募る響。まだそこまで遠くに逃げてはいないと奏が語ると、エレンは別の

場所を探そうと提案。2人はそれに賛同し、他の場所へと走り始めた。

 

その近くにある噴水で隠れていたトリオは、思い通りに事が運んでニヤリと笑う。

そして箱さえあればこちらのものだと上機嫌でチェストの蓋を開けるバスドラ。

しかし箱から出てきたのはいつもの巨大な宝石と鍵盤ではなく、人を驚かせる

 

ビックリ箱にいつの間にかすり替えられていた。トリオはそれを見て大変驚き

箱をすり替えられた事に腹を立て始める。すると別の場所に行ったはずの響達が

戻ってきて、トリオ達は遂に追い詰められてしまった。

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なんじゃこりゃあぁー

 

※ミューズの思惑 

 

 エレンはすぐさま、チェストを返しなさい!と凄い剣幕でトリオに迫るが

バスドラはびっくり箱と化したチェストを見せつけ、これのどこがチェストなのだ

と開き直る。それを見た響達は、確かに偽の箱であるのを理解するも、それでは

 

本物の箱はどこへ行ったのかと不思議に思い始める。敵も味方も本物はどこへ

行ったのか困惑しているのを他所に、別の場所ではその本物のヒーリングチェストを手に

入れたキュアミューズとドドリーの姿があった。ドドリーが早くチェストを返す

 

ようにミューズへ促した所を見ると、やはりミューズが偽物とすり替えた張本人

であるのが判明する。そしてミューズがチェストに手をかけようとすると、急に

箱が勝手に開き、中からクレッシェンドトーンが姿を現した。

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なぜミューズはチェストを欲しがったのか?

 

※全知のクレッシェンドトーン(1)

 

クレッシェンドトーンの姿を見たドドリーは、お会いできて光栄だと大いに喜ぶ。

クレッシェンドトーンもドドリーに対し「元気そうで何より」と話しかけた所を見ると

やはりドドリーも彼女から産み出されたフェアリートーンの1つである事が分かる。

 

そのままクレッシェンドトーンはキュアミューズの方を向いて、こう語り始める。

キュアミューズ、仮面をつけなくてはならない貴方の苦しい気持ちは

分かります。ですが大丈夫、貴方が仮面を取る日は、やがて訪れるでしょう」

 

 それを聞いたミューズは、自分が素性を隠している理由をクレッシェンドトーンが知って

いるのに無言で衝撃を受けたが、自分が仮面を外す事まで予見した彼女の

観察眼にも、ただただ口を開けて驚くばかりであった。

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全てを見通すクレッシェンドトーンに驚くミューズ。

 

※ミミちゃんの悲劇

 

 その頃、噴水の前で対峙していたトリオと響達。 バスドラは早く本物を渡せと

凄み、渡さなければネガトーンを作り出して町をメチャクチャにしようと企む。

するとバスドラの視線は、先程ウサギのぬいぐるみを買ってくれた親子に移動し

 

娘の持つぬいぐるみに音符が1つ付いているのを発見。そのまま迷うこと無く

音符を邪悪に染めて、ウサギのネガトーンを作り出した。ぬいぐるみを取り上げ

られた娘はミミちゃんを取り返そうとするが、襲いかかるネガトーンの攻撃から

 

母親は娘を抱いて、間一髪でその場から逃げ出した。そしてバスドラはこの

周囲にいる人間全てに悲しみを味あわせてやれと命令。ネガトーンは言われた通り

不幸の音波を撒き散らし、フリマで来ていた人達は悲しみに打ちひしがれてしまう。

 

 それを見ていた響達は、楽しい休日を過ごしていた人達を、このような目に

遭わせた挙句、子供の大切なぬいぐるみをネガトーンに変えたトリオに憤り、3人は

キュアメロディキュアリズムキュアビートへと変身する

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大切なぬいぐるみが悪の手先にされてしまった

 

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絶対に許せない!と言いつつもあまり怒っている顔には見えなかったり

 

※頭脳戦

 

するとバスドラはネガトーンに対し、本当にヒーリングチェストをプリキュアが持っていない

なら恐れる必要はないと語り、徹底的に攻めるよう命令する。そして言われた通り

ネガトーンはハイジャンプして、プリキュア達にボディアタックを喰らわせようとするが

 

3人はこれをギリギリで回避する。それでもネガトーンは間髪入れずに、今度は耳を

伸ばしてプリキュア達を攻撃。3人はこれも何とか回避したが、敵はあまりにも素早い

ので3人とも別れて攻撃しようとメロディは提案する。すると直ぐに同意した2人は

 

阿吽の呼吸で散開し、ネガトーンはバラバラに散った相手をどう攻撃すればよいのか

困惑し始める。それを見たメロディは堂々とネガトーンの前に立ち、手を叩きながら

自分を攻撃するように挑発を始めるのであった。

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ハイハーイ こっちこっちぃ~♪

 

※予想外のスピード

 

この挑発にネガトーンはまんまと嵌り、メロディを狙って攻撃しようとした所で

敵の両サイドからリズムとビートが攻撃!・・の予定であったが、敵はギリギリで

その罠に気づき、圧倒的な反応で自分に迫ってきた2人を、一気に叩き返した。

 

作戦が失敗するとメロディはうろたえてしまい、倒された2人の名前を叫び出す。

その間にネガトーンはメロディに向かって、不幸の音波をダイレクトに放射し始め

油断していたメロディはそれをまともに喰らってしまった。

 

リズムもビートも叩きのめされて立ち上がれず、メロディは不幸の音波で精神を

攻撃され、正にプリキュアの大ピンチ。それを離れて見ていたミューズは自分が

持っているヒーリングチェストをやはり返すべきか、大いに悩みだす。(多分)

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ネガトーンの攻撃に苦しみ悶えるメロディ

 

 ※全知のクレッシェンドトーン(2)

 

するとクレッシェンドトーンはミューズに向かって、3人とも世界の幸せのために

必死で戦っており、その気持はミューズと同じはずだと訴えかける。ドドリーはその

意見に同意し、ミューズもまた人々の幸せの為に頑張ってきたのだと彼女を擁護する。

 

しかしそれでも、ここ最近のミューズはどこか様子がおかしいと話すドドリー

それを聞いたクレッシェンドトーンは、ミューズに向かってこう語り始める。

 

キュアミューズ‥貴方にとって【最も大切な人達】

を守りたいというその気持ち、分かります・・・」

 

ミューズは自分の考えていた事や悩んでいた事の全てをクレッシェンドトーンが

分かっているのに驚愕し、またもや目を見開き、口を開けて衝撃をうけるのであった

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ミューズの全てを知るクレッシェンドトーン

 

※想いは1つ

 

更にクレッシェンドトーンは、メロディ達は幸せを願う人々を悲しみから

守る為に必死で戦っていると語り、だからこそミューズもメロディ達も

「守りたい」という点では何ら変わりは無く、同じ想いだと主張する。

 

その間にもメロディは不幸の音波から抜け出し、顔面に強烈なパンチとキックを

お見舞いする。更に立ち直ったリズムとビートが援護に入り、反転攻勢に成功した

プリキュア達。しかしこのネガトーンは想像以上に反応が鋭く、3人が別々の

 

方向から攻撃を仕掛けても全て防ぎ、逆にプリキュア達はネガトーンから攻撃を受け

またもや叩きのめされてしまった。しかしそれでも3人は再び立ち上がる・・

そしてクレッシェンドトーンはミューズに向かって、メロディ達とミューズの心はきっと1つに

 

なれるはずだから、メロディ達を信じて欲しい(仲間になって欲しい)と

説得する。ミューズはその言葉を真剣に聞き入り、顔を少し下に向けて

何やら考え込むのであった。

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3人でバラバラに攻撃、しかしネガトーンの反応は鋭い。

 

※少女の気持ち

 

立ち上がったプリキュア達はネガトーンに向けて再び突進。するとメロディが

何かアイデアを閃き、他の2人に出来るだけ敵を惹き付けるように依頼する。

2人は直ぐに了承し、同時にハイジャンプしながらネガトーンの顔面に揃って

 

ハイキックを喰らわせる。ここでメロディは近くにあったフリマの横断幕を

手に取り、2人に気を取られていたネガトーンの目を、横断幕で遮る事に成功。

しかも素早い動きでしっかり結んでおり、敵は完全に何も見えない状態に陥った。

 

さてこれで最後のトドメを・・と思われたが、なんとここでぬいぐるみを買った

少女が、涙ながらにネガトーンの前に立ち、ミミちゃんをイジメないでと懇願する。

それを見た母親は直ぐに駆けつけ、危険なこの場所から娘を連れ去ろうとするが

 

それでも少女は涙を流し、ミミちゃんを返して欲しいとプリキュア達に訴えかける。

少女にしてみれば、化け物になってしまったミミちゃんではあるが、それでも

攻撃を喰らい続ける姿を見るのは、耐え難い光景であったと思われる。

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ネガトーンと化したミミちゃんを守ろうとする少女

 

※大切な約束

 

すると3人は少女に向かって、私達は決してミミちゃんをイジメている訳では無く

元の姿に戻す為に、ミミちゃんに取り憑いた悪い心と戦っているのだと説得する。

更に、ミミちゃんは必ず少女の元へ返す約束をすると、その言葉に少女は落ち着きを

 

取り戻す。そして少女はメロディと約束の指切りをして、母親と一緒にその場

から急いで逃げ出した。その光景をキュアミューズは何も語らず、ただじっと

見つめ続けている‥ メロディはネガトーンに向かって、あの少女が貴方を

 

愛している事を分かって欲しい、そして幸せにする力が貴方にある事も

理解して欲しいと力説する。 そう言い終えるとメロディは自分の持っていた

ミラクルベルティエを力強く握りしめた。

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少女と約束するメロディ

 

※約束を果たす

 

そしてメロディはミリーを召喚し、ミラクルベルティエとドッキングさせる。

続けてリズムがファリーを召喚し、ファンタスティックベルティエと合体。

最後はビートはソリーを呼んで、ラブギターロッドのヘッドに装着した。

 

そこからビートはラブギターロッドをソウルロッドに変更し、3人同時に

トーンのリングを作り出してネガトーンに発射する。ネガトーンがリングに拘束

されると3人は一斉に三拍子を取り、フィナーレの掛け声と共に大爆発が起こった。

 

するとネガトーンは綺麗さっぱり浄化され、ようやく元のぬいぐるみである

ミミちゃんに戻る事が出来たのであった。

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浄化完了、彼女との約束を果たした。

 

キュアビートの失言

 

そこからハミィはいつも通り音符浄化アクションを起こすと、人形の中に居た

邪悪な音符は、元の可愛い音符へと戻った。そしてそれをファリーに収納して

ハミィが中を覗くと、もうすぐ幸せのメ(割愛)(13回目)

 

結局ヒーリングチェストは偽物を掴まされ、ネガトーンも倒されて散々な目に

遭ったトリオ。バスドラは「覚えてらっしゃい!」と捨て台詞を残し、フライングノート

で一気に逃げ去るのであった。しかし最後までオネエ言葉でしたね・・w

 

そしてメロディは約束通り、少女にミミちゃんを返すことが出来た。すると

横に居たビートがうっかり「私の作ったお人形、大切にしてくれてありがとうね」

と正体をバラすような台詞を吐いてしまい、メロディは即座にビートの口を塞ぐw

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お口にチャック

 

※チェストの行方

 

そしてメロディは少女に「私達を信じてくれてありがとう」と感謝を述べると

少女は満面の笑みでプリキュア達に微笑むのであった。そして母親とともに家へ

帰る少女を見送りながら、リズムはビートの失言を指摘する。それを言われて

 

ようやくビートは、自分が何を言ってしまったのか理解するのであった。さて

これでHappy Endとはいかず、本物のヒーリングチェストはどこへ行ったのか

心配するメロディ。そのチェストを持っていたミューズは、意を決して眺めて

 

いた場所から一気に飛び降りる。その後、フリーマーケットも終わりに近づき

響達の店を見ていた奏太は、出品物が早めに売り切れたのもあって、店の前で

長らく眠りこけていた。

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ミミちゃんが戻ってきて大喜びの少女

 

※お手柄アコちゃん

 

そこにようやく響達は戻ってきて、散々待たされた奏太は姉に不満をぶつける。

申し訳なく思った奏が「ごめんね」と謝ると、いつの間にかその隣には、帰った

はずのアコが居た。しかし良く見るとアコの手元にはヒーリングチェストが‥‥?! 

 

アコはこの箱が落ちていたので届けに来たと言いながら、箱を響達に見せつける。

もちろん響達は探していたチェストが見つかって大いに驚き、どこに落ちていた

のかをアコに尋ねた。するとアコはその疑問に「噴水の方に落ちていた」と返答。

 

何はともあれ、やっと自分達の元にチェストが戻ってきた事に響は大喜びし

持ってきてくれたアコを思いっきり抱きしめる。そして響が心の底からアコに

感謝すると、抱きしめられたアコはビックリして少し顔を赤らめてしまう。

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アコのお陰でヒーリングチェストは無事戻ってきた

 

※ハミィの疑問

 

 そして夕方になりフリマも終わって、もう一度アコを見送る奏太と響達。

一時はどうなるかと心配した奏であったが、無事に戻りホッとする。しかし噴水に

落ちていたという事は、バスドラ達が落としたのかな?と推察するエレン。

 

だがどういう理由であれチェストはこうして帰って来たので結果オーライだと喜ぶ響。

すると奏太はそろそろ終了の時間なので、早く片付けをしようと催促する。それを

聞いた響達は、自分達の露店とラッキースプーンの片付けを始めるのであった。

 

その片付けている最中にハミィは、こっそりチェストを開き、クレッシェンドトーンに対し

何処へ行っていたのか?誰かに連れて行かれたのか?を尋ねる。しかしクレッシェンドトーン

は、今日は疲れたのでおやすみなさいと返答し、そのまま姿を消してしまった・・

 

結局、真相をはぐらかされてしまったハミィだが、それ以上は追求せず

「それじゃ、オヤスミにゃ~」と言いながらヒーリングチェストを蓋を閉じるのであった。

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明確な回答を避けたクレッシェンドトーン

 

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(つ∀-)オヤスミー

 

 ※あとがき

 

この回はヒーリングチェストの素晴らしい力を巡って箱を守る響達・それを奪おう

とするトリオ・そしてチェストの力を「何か」に利用しようと考えるミューズに

分かれています。そんなトリオはメフィストに激しく怒られ、チェストを響達から

 

奪えなければ、自分達の身も危うい立場になってしまう。だからトリオは何としても

箱を奪おうと考えますが、その結論が「女装」というのは只々笑うばかりですねw

ノリノリな2人に対して、嫌がっているバリトンが一番似合っているというのも可笑しい話。

 

そして半ば強引に箱を奪ったトリオでしたが、階段で転げ落ちた拍子に箱も落として

しまいます。それをミューズはコッソリと偽の箱に変えて、まんまと自分が本物の

箱を手に入れることに成功。しかし響達は箱が無い中でネガトーンと戦うという

 

厳しい状況に。ミューズは間違いなくクレッシェンドトーンの力を使って「何か」を

しようと考えていたと思われますが。そのクレッシェンドトーンからミューズの正体はおろか

考えていた事まで見透かされ、彼女の全てを見通す力にミューズは只々驚いてしまう。

 

結局プリキュア達は箱がない状況でも、力を合わせてネガトーンを撃破する事に

成功し、少女の大切なぬいぐるみを返すことが出来ました。しかし箱は戻らず

どこに行ったのか心配していると、なぜかアコが当たり前のように箱を持ってきて

 

噴水の近くで拾ったと話します。何だかおかしな話ではありますが、無事に箱が

戻って来たので響達は大喜び。しかしハミィはコッソリとクレッシェンドトーンに問い詰めて何が

あったのか訪ねますが、彼女からはぐらかされて結局何も分からず32話は終了。

 

クレッシェンドトーンの語ったミューズの「最も大切な人達」とは誰でしょうか‥?

それでは33話で~ ノシ