スイートプリキュア♪感想記

2014年8月からBS11で再放送されていたスイートプリキュア♪の感想です  

スイートプリキュア 第25話

2015年1月17日に放送された、スイートプリキュア25話の感想です。

 

↓続きからどうぞ

 

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※夏祭り

 

冒頭は楽しそうな夏祭りの様子から。沢山の出店に、手作りの迷路を楽しむ子供達‥

そんな光景を見ていた浴衣のエレンは、人々の幸せそうな姿に思わず顔を赤らめる。

すると樹の上から、セイレーンも遊んでくればいいと話しかけるハミィの姿があった。

 

エレンは、別に夏祭りに来た訳じゃないと強情を張るが、ハミィは何しに来たのかと

浴衣の帯にぶら下がって問いかける。その問いにエレンは少し悩んだ後、バスドラ

達が音符を盗りに来るかもしれないので。潜入捜査をしていると答えた(やや嘘)

 

そしてエレンは、帯にぶら下がり続けるハミィを、身体を振ってポーンと飛ばす。

無事着地したハミィは、エレンの心意気に感心し、潜入捜査を頑張って欲しいと応援

して去っていった。ハミィが居なくなってエレンは、溜息混じりでホッと一息をつく。

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ハミィに絡まれるエレン

 

※早くも敵登場?

 

しかし落ち着いたのも束の間、今度は別の場所から子供の悲鳴が聞こえてきた。

エレンがその方向を向くと、奏の弟である奏太が何かと遭遇し、腰を抜かしている。

エレンはそれを見てネガトーンと思い、キュアモジューレ片手に現場へと走りだした。

 

奏太の前に出てきたエレンは、モジューレを構えて奏太に逃げるように指示する・・が

そこにいたのはネガトーンではなく、提灯お化けと唐傘お化け・・? 2匹のお化けに

舌なめずりされたエレンは、その恐怖に思わず仰け反って、悲鳴を張り上げた。

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エレンのダイナミックな仰け反り

 

※タネ明かし

 

そしてエレンは両手で顔を伏せ、震えながら屈み込んでいると、同じく浴衣を着た

響と奏でが登場。エレンは2人の顔を見て、ネガトーンはどこに行った?!と

問いかけるが、何やらよく分からない様子の2人。と、ここでふと気づいた奏は

 

「これのこと?」と言いながら、先程出てきた唐傘お化けと提灯お化けを取り出す。

どうやら響と奏が奏太を驚かせようとして、そこにエレンが来たというものだった。

驚かされた奏太は姉に憤るが、横から出てきたアコは、奏太が驚きすぎだとチクリ。

 

更にたかがお化け、しかもこんな雑な作りのお化けに怖がるとは‥と憎まれ口を

叩くアコ。それを横で聞いていたエレンは自分も奏太以上に怖がったのを恥ずかしく

思いコッソリと赤面する。姉と響のイタズラに呆れた奏太はアコとその場から去っていった。

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たかがお化けで格好悪いわね

 

※エレンの強がり

 

またもホッと一息つけたエレンを見て、お化けが苦手なの?と響が直球で問いかける。

するとエレンは怖くはない、と必死で食いつき否定する。それを聞いた奏は

怖くないならエレンに夏祭り用の、お化け屋敷の準備を手伝って欲しいと依頼する。

 

お化け屋敷と聞いて鳥肌の立ち始めたエレンに、お化け屋敷は夏祭りの目玉企画

だから、ここで決めなきゃ女が廃ると意気込む響。そして奏はエレンを唐傘担当に

決定して、先程使った唐傘お化けをエレンに手渡した。しかしエレンは唐傘の目を

 

直視して、遂に恐怖の感情が爆発し、キャーキャーと悲鳴を上げながらその場を走り回って

しまった。響と奏がその光景を驚いていると、やっと立ち止まったエレンは、今更

ながら何も無かったかのような、澄ました顔をして2人に「なに?」と問いかけた。

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傘に目が! 目がぁ~!

 

※屈辱に怒る

 

 やっぱりお化けが怖いんだねと、口に手を当ててニヤニヤする響。エレンはそれでも

否定するが、もはや隠せる状況ではない。すると奏も同じようにニヤニヤしながら

お化けに驚くエレンが可愛い~♥と喜ぶのであった。からかわれたエレンは赤面

 

しながらも遂に怒り出し声が震える。2人はエレンを落ち着かせようと手を握るが

怒りの収まらないエレンは手を乱暴に振り解く。そして自分は本気で心配したのに

と大声で叫び、エレンはそのままどこかへ走り去ってしまった・・・

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嫌なハーモニーパワーw

 

 ※バリトンの進言

 

その頃、新アジトの灯台にいるバスドラは、マイナスドライバーを使って何やら

妙な道具を作っていた。そしてすっかりプリキュアに馴染んでしまったセイレーンに

憤りつつ、扇風機を浴びてのんびりしている他の2人に、セイレーンをギャフンと

 

言わせる策は無いのかと怒鳴るバスドラ。するとバリトンは1枚の紙切れをバスドラ

に手渡す。そこには加音町夏祭りの内容が書かれており、これは音符探しにもって

こいのイベントだと、身体を回転させながら語るバリトンとファルセット。

 

バスドラはこの進言に納得し、このような場所ならセイレーンも現れるだろうと

ほくそ笑む。そして威勢よく2人に命令を下そうとしたバスドラだが‥逆に

2人から威勢よく命令されてしまったバスドラであった。

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バスドラ「よし、お前ら!」 バリ・ファル「行くぞ~♪」

 

 ※思わぬ再会

 

その頃、怒った勢いでその場から去っていったエレンは、建物の影に隠れていた。

お化けに慌てふためく自分の姿を2人に見られて、殊のほか恥ずかしくて堪らない

様子である。すると後を追ってきたフェアリートーンのソリーとラリーがエレンを

 

見つけて、もしかして泣いているのかと問いかける。だがエレンは、プリキュア

自分が泣くわけがないと強がり、またもやその場から去ろうとする。しかし地面の

小さな段差に足を取られ、エレンは豪快にズッコケてしまった。立て続けに起こる

 

不甲斐ない出来事に、自分を情けなく思っていると、倒れた自分を心配する男性の声

が聞こえてきた。なんとそれは王子先輩で、エレンは先輩の顔を見ると、セイレーン時代に

王子先輩から助けてもらった記憶が、うっすらと蘇ってきた。 

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やることなすこと全て裏目のエレン

 

※素直なエレン

 

先輩にしてみれば、あの時の黒猫がこのエレンだとは知る由もない。だが困った人は

放っておけない性分の先輩は、倒れこんでいるエレンに救いの手を差し伸べる。

エレンはそれに素直に応じて立ち上がると、先輩はエレンの腕に擦り傷があるのを

 

発見して心配する。エレンは大した傷ではないと言い、その場から去ろうとするが

先輩はエレンの腕を掴み、きちんと消毒しなければ駄目だと注意する。そして先輩は

エレンを救護所に連れて行こうとすると、エレンはそれに対し借りてきた猫のように

 

おとなしく、先輩に誘われるがままについていった。救護所で絆創膏を先輩に

貼って貰ったエレン、続けて先輩から冷えたラムネ瓶をプレゼントされ、その

さり気ない優しさに、小さな声で感謝するエレンであった。

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おとなしく誘導されるエレン

 

※姓は黒川

 

ラムネ片手にエレンと一緒に座る王子先輩。先輩は、君はここの学校の子かな?と

尋ねると、唐突な質問に困惑したエレンは「隣町から引っ越してきた」と小さな嘘を

つく。続けて先輩は、自分が王子正宗という名前であるのを紹介し、こちらの名前を

 

聞こうとしたので「黒川 エレン」と答えたエレン。やっと相手の名前が分かった先輩は

笑顔になるが、先程エレンが建物の影で泣いていたのを思い出し、一体何があった

のかと尋ねる先輩。エレンはそれを聞かれて、やや黙りこんでしまった。

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王子先輩から色々質問されるエレン

 

 ※意外な一面

 

その頃、お化け屋敷の横で、唐傘お化けと提灯お化けに色付けしている響と奏。

すると横に居たハミィから、エレンに関する思わぬ情報が流れこんできた。

 

・実はセイレーンは子供の頃からお化けが大の苦手(ハミィは全っ然怖くないけど!)

・怖がりすぎてトイレに行けなくなったセイレーンにハミイがついて行った(ハミィは全然〔略〕)

・セイレーンはお化け苦手がバレると恥ずかしいのできっと黙っている(ハミィ〔ry〕)

 

この話を聞いて、エレンにそんな一面があるとは、にわかには信じられれない2人。

しかもそんな大事な話を、何故今まで自分達に黙っていたのかと突っ込むと、ハミィは

この事を絶対誰にも言わないように!と約束していたからだと語った。(えっ?)

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フェアリートーン達から神輿として担がれるハミィ

 

※謎のオバケ達

 

すると言ってはいけない事なのに、思わず口を滑らせてしまったのに気づいたハミィは

響と奏に、今の話は聞かなかった事にしてくれと哀願。しかし2人は、もう手遅れだと

呆れ顔で笑うのであった。その返答にハミィは落胆し、きっとセイレーンを本気で怒らせて

 

しまったと悔やむ。しかしもうこうなれば全員でセイレーンに謝って、仲直りする

しかないとはしゃぐハミィ。2人はその言葉に同意し、早く仲直りして夏祭りの

準備をすべきだと考え、早速エレンを探しにその場から去っていった響と奏。

 

ハミィが2人を見送ると、ここで急にフェアリートーン達が怯え始めた。 ハミィが

後ろを振り向くと、一反木綿(若しくはヌリカベ)・ガイコツ・カッパのお化けが突如

現れた。ハミィはその姿を見ると、先程言っていた「お化けは怖くない」の大口は

 

どこへやら‥激しく怖がりだして、あっという間にその場から逃げ出してしまった。

このお化けの正体はトリオ・ザ・マイナーで、バスドラはセイレーンがお化け苦手の話を

しっかり聞いており、これを利用してセイレーンに一泡吹かせてやろうと目論む。

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すいません、バスドラだけよく分かりませんw

 

※よくよく考えれば‥

 

その頃、エレンは王子先輩と一緒に出店を練り歩き、泣いていた原因を語り始める。

この町には引越っしてきたばかり、今まで友達は居なかった。しかし初めて2人の

女の子と仲良くなれて、大変嬉しかった‥が、残念なことに、その2人に意地悪を

 

されてしまったと語るエレン。先輩はここで、どのような意地悪をされたのかと

尋ねると、お化けが苦手なのを笑われたと話すエレン。続けて、自分は2人と仲良く

なって、友達になりたいのに‥とうつむきがちで、悲しそうにエレンは語る。

 

ひと通り話を聞いた先輩は、その2人は本当に、意地悪をする気だったのかな

と、エレンに疑問をぶつける。エレンがその言葉に驚いていると、先輩はその時の

事をよく思い出してごらんと語りかける。そう言われてエレンは先程の出来事を

 

思い返すと、2人には「お化けが苦手」という自分の隠し事を、全く話していない

事実に気づく。それならば「意地悪された」というのは、エレンの思い込みではと

語る王子先輩。続けて、友達というのは、時にふざけあい・笑いあい・困った時には

助けあう関係だと話す王子先輩であった。

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冷静に先程の出来事を思い返すエレン

 

※予期せぬ奇襲

 

更に今頃その2人はエレンを心配して探しているのではと話すと、先輩の予想通り

響と奏がエレンを探しに、あちらこちら移動していた。すると2人の自分を呼ぶ声が

聞こえたエレンに、勇気を出して仲直りしてごらんと語る王子先輩。そのアドバイスに

 

エレンは小さく頷き、2人と仲直りする決心をする。そしてエレンも2人を探して

アチコチ移動し、先程2人が居たお化け屋敷の裏側に到着。2人の姿はそこに見えな

かったが、隠れていると思ったエレンは、大声で 2人と仲直りしたい・そして一緒に

 

夏祭りを楽しみたいから出てきて欲しいと声を張る。するとエレンの後ろに置いて

いたダンボールがガタガタと動き出した。この中に響と奏が隠れていると思ったエレンは

ダンボールに近づくと、出てきたのは何とカッパのお化け! 驚いたエレンは逃げようと

するが、今度は反対側からガイコツのお化けが登場し、エレンは更に悲鳴を上げる。

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お化けに囲まれたエレン

 

※エレンの勘違い

 

お気付きの通りこれはバリトンとファルセットが被り物をした姿である。しかし

それに気づいてないエレン。するとガイコツが急に看板を出して、エレンがそれを

見ると、そこには「泣き虫ビート」の文字が‥ そのまま後ろを振り返ると今度は

 

カッパの手に「プリキュア失格!」と書かれた看板が。ここでエレンはお化けの

正体を響と奏であると勘違いしてしまう。仲直りしようとここまで来たのに2人から

バカにされたと思い込んで、怒ったエレンは、その場から走り去ってしまった。

 

それを離れてみていたバスドラは、見事セイレーンを騙すことに成功して大笑い

する。そしてこのまま、プリキュアとの仲を引き裂いてやると意気込み、バリトンとファルセットに

命令を下そうとする・・・が、またもや2人に先を越され、命令されてしまったバスドラ

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バスドラ「お前らぁ!」 バリ・ファル「行くぞぉ~♪」(2回目)

 

※揺らぐ信頼

 

その間、響と奏はエレンを探すも全く手がかりはなく、2人は夏祭りのコンサート会場で

再会する。響がお化け屋敷の開催時間が迫っているのを焦ると、奏の目線に出店通り

を走るエレンを遂に発見。2人は急いでエレンの元へ走り、名前を叫ぶもエレンは

 

全く止まってくれない。そして会場の門を出た所でようやくエレンは止まり、奏は

先程、脅かしたのを謝罪して夏祭りの準備を進めようと話しかける。するとエレンは

 

「何よ、心の中では私の事からかってる癖に‥

 どうせまた脅かして、笑いものにするつもりなんでしょ!?」と怒り始めた。

 

そんな事は思ってないと響は訴えるも、私はもうそんな嘘に騙されないと怒りの

収まらないエレン。すると心配したハミィが、2人を許して欲しいと頼み込む・・が

エレンはこれも聞き入れず、その場から走り去ろうとした。

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エレンにとっては2度脅かされたので、2人の事を信じれなくなってしまった。

 

※エレンの帰るべき場所

 

するといきなりトリオ・ザ・マイナーが登場。 バスドラはあれほど友情を推して

おきながら、僅かなすれ違いで信頼が崩れ去ったセイレーンをあざ笑い、結局、お前

の友情はまやかしであったと見下す。しかしそれを聞いてた響と奏はバスドラの言葉を

 

否定し、エレンに向かって自分達を信じるように訴える。2人はエレンと仲直り

したいし、どんな時でも友達なのだと必死で話すが、ここでバスドラが割って入り

2人に耳を貸すなと叫ぶ。続けて、我らの元に帰り、不幸のメロディを歌う歌姫に

 

戻るのだと、マイナー側に引きこもうとするバスドラ。すると近くに置いていた

唐傘お化けに音符があるのをハミィが発見。すぐさま取りに行こうとジャンプするが

例によって後から来たバリトンに取り上げられ、バスドラはこれを使ってネガトーンを作りだす

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今週のびっくりどっきりネガトーン

 

※手作りの罠

 

自分が作っていたお化けがネガトーンに変えられショックを受ける奏。すると唐傘

ネガトーンは傘の先から不幸の音波を放射し、夏祭りで楽しんでいた人々を悲しませ

絶望の淵に叩き込む。響と奏は、楽しい夏祭りを台無しにて人々を悲しませる

 

ネガトーンに怒り、キュアメロディキュアリズムに変身‥! かとおもわれたが

自分達の目の前に出できたネガトーンの衝撃で倒れこんでしまった。更に倒れた

拍子にキュアモジューレを落としてしまう。そしてトリオはここぞとばかりに

 

アジトで作っていた、手製のマジックハンドを使って落ちたモジューレを回収し

バスドラがそれをキャッチした。これでもう変身できまいと笑うバスドラに2人は

詰め寄るが、ネガトーンを盾にしてトリオは、2人から颯爽と離れた。

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ゴム手袋をしているのは、素手でモジューレを触ると電撃を食らうから。

 

※策士策に溺れる

 

そしてバスドラは、エレンに向かって自分達の元へ戻り、マイナーランドの歌姫と

して返り咲くのだと勧誘する。するとエレンは真剣な表情でバスドラを眺め、続けて

後ろにいた響と奏も眺め始めた。そして決意したエレンは、2人に後ろ姿を見せて

 

一歩一歩階段を登り、バスドラの元へ歩き始めた‥! 2人もハミィもエレンを

必死で呼び止めるが効果はなく、逆に自分の作戦が上手くいったバスドラは大声で

高笑いするのであった。このままエレンはマイナーに戻ってしまうのかと思われた

 

その瞬間! バスドラの手にあったモジューレ2つをエレンは颯爽と奪い返し

響と奏に投げ返した。急な出来事にバスドラは驚き、なぜお前を騙した2人を

信じるのだとエレンに向かって声を荒げる。しかしエレンはその問いに対して

 

騙したのはバスドラ達で、響と奏が私を騙すなどありえないと語るエレン。しかも

あのようなミエミエの罠に引っかかる自分では無い。だが、このようにトリオを翻弄する

為に実は「わざと」騙されたフリをしていた、と衝撃の事実を話すエレン。

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集中線で表現されていますが、別に強いられてはいません。

 

※見た目の問題

 

そんなエレンの策に騙されたバスドラはあまりの事に衝撃が収まらない。逆にエレン

が戻ってくれた事に2人は喜び、びっくりさせないでよと安堵する奏。エレンは

これで(冒頭に2人から驚かされたのは)おあいこだ、と満足気に語るのであった。

 

怒ったバスドラは唐傘ネガトーンに3人を倒すように命じるが、咄嗟に戦闘態勢へ

入った3人は素早くメロディ・リズム・ビートへと変身した。 早速メロディが

ネガトーンを攻撃するがパンチもキックも、ヒョイヒョイとかわされてしまう。

 

リズムが代わりに攻撃するも、状況は同じで、敵の素早さに翻弄され続ける

メロディとリズム。そうなれば素早さのビートが対処すべき展開ではあるが

ネガトーンの姿がお化けという事に、ビートは怖がって、二の足を踏んでいた。

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 ことごとく攻撃を回避されるメロディ

 

※貴方を守る

 

 それでも戦わなければいけないと思ったビートは、意を決してネガトーンへ突撃

するが、どうにもへっぴり腰で動きも鈍い。逆に、唐傘ネガトーンに睨まれて

自分の前に詰め寄られると、ビートは完全に怖がってしまい、両手で顔を塞ぎ

 

その場に崩れ込んでしまった。このままではビートがやられてしまうと思った

その時、立ちはだかったメロディとリズムが、ビートに気を取られていたネガトーンを

息を合わせた見事なキックで叩き飛ばした。そして2人はビートにこう告げる。

 

「ビート!貴方は隠れていて」

「貴方を怖がらせる怪物は、私達が倒してみせる!」

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なんだかシュールな光景である

 

※覚悟を決めるビート

 

2人はそれを言うのと同時に、ネガトーンへ再度攻撃を試みる。しかしネガトーンは

新たに額からビームを連射し、2人は交わすのに精一杯。そして自分達の近くで

ビームが爆発すると、その爆風で倒れこむメロディとリズム。ネガトーンはこの

 

機を逃さす、2人の足を掴み取り空へ向かって高く放り上げた。そしてトドメに

額でビームを目一杯溜め込み、強烈な一撃を食らわせようとするネガトーン。

離れて見ていたビートは、このままでは2人がやられてしまうと危機感を覚えた。

 

そしてビートは遂に決意して、ネガトーンの前に突進しラブギターロッドを取り出す。

そのままラリーをドッキングさせ、ネガトーンのビームが発射されたのを

見計らい、ビートバリアを作り出して、メロディ・リズムへの直撃を防いだのだった。

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バリアは破られたが、2人を守ることには成功。

 

※恐怖を乗り越える

 

ビートはそのまま、ビートソニックを生み出し、鋭い衝撃波がネガトーンへ全て

命中した。それを見ていたバスドラは。お化けが苦手なはずなのに、なぜそこまで

普通に動けるのか理解に苦しんでいた。ビートはその問いに、2人の為ならお化け

 

だろうが何であろうが立ち向かって見せる、何故なら私達は仲間だから!と

力強く宣言したビート。そして3人は目を合わせるて、一気に大技を発動させる。

ビートはラブギターロッドをチェンジさせ、ソウルロッドに変え、メロディはミラクル

 

ベルティエを取り出す。そしてリズムもファンタスティックベルティエを取り出し、3人同時に

トーンのリングを作って、ネガトーンへ一斉に攻撃。リングがネガトーンを拘束すると

3人は三拍子と取って、フィナーレの掛け声と共にネガトーンは大爆発を起こした。

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三者三様それぞれのポーズ

 

※勇気を出して(1)

 

そしてネガトーンは元の唐傘お化けの人形に戻り、ハミィが音符浄化のアクションを

起こすと悪に染まった音符は綺麗に戻り、ソリーに収納した。ハミィはソリーを持ち

上げ、もうすぐ幸せのメロディが完成しそうだと喜ぶのであった。(8回目)

 

またもや敗北したトリオ達は、小悪党並みの捨てセリフを残し、その場から逃げ

去っていった。戦闘も終わり、夜になって祭りは大盛り上がり。ハミィはたこ焼きを

美味しそうに食べ、フェアリートーン達も1杯のジュースを全員でストローを使い飲んでいた。

 

その頃、出店の通りでエレンに謝る響と奏。エレンがお化け苦手なのを知らず

怖がらせてしまった事を詫びた2人。それに対しエレンも思い込みで怒ったのを謝罪

して、これからも自分と一緒に戦って欲しいと、恐る恐る尋ねるのであった。

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しおらしくなったエレン

 

※勇気を出して(2)

 

 2人はエレンの頼みを快諾し、これにて3人の友情が壊れる危機は回避された。

そして響はエレンの気持ちを測り、お化け屋敷はヤメにしてステージの方へ行こうと

提案。奏もそれに同意し、2人は歩を進めようとした・・・が、エレンは急に2人の

 

腕を掴んで「2人が居ればお化けなんて怖くない!」と叫びながら、なんとあれだけ

苦手なお化け屋敷へ、自分から突っ込んでいった。しかし勢い勇んで中に入ったのは

良いが、次から次へと現れるお化けに、やっぱり怖がり悲鳴を上げてしまうエレン。

 

だが、ふとエレンが、お化けのドラキュラに目を向けると、そのドラキュラは王子先輩が

扮しており、先輩はエレンの勇気を讃えて、コッソリとエールを送った。エレンはその応援の

甲斐あって、2人と共にお化け屋敷から脱出することに成功したのであった。

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なんとなく、先輩の正体が奏にバレなくて良かったと感じる私。

 

※笑顔の君が‥

 

遂にお化けが苦手なのを(少し)克服したエレンは、感動と喜びのあまり2人の前で

万歳三唱してしまう。しかしまたやってしまったとエレンは直ぐに気づいて我に返ったが

時既に遅く、その事を響と奏に突っ込まれ、エレンって可愛い~♥と2人に大はしゃぎ

 

されてしまう。エレンはもう恥ずかしいやら何やらで感情が入り混じり、2人に

コラーッ!と怒ってしまうが、いきなり「怖がってるエレンも可愛いけど、笑顔のエレンが

一番素敵だよ」と2人に大胆な告白をされて、エレンは更に顔を赤らめてしまう。

 

しかしエレンは照れながらも笑顔になり、2人の手をとって喜ぶのであった―

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大胆な告白は響奏の特権

 

 

※あとがき

 

 最近のあとがきがやたらと長いので今回は簡素に。

プリキュアにおける1つのパターンで、最初は仲間にならず、その強さだけを

視聴者に魅せつけ、尚且つ性格がキツいキャラクターが仲間になると往々にして

 

最初の強気な態度はどこへやら、隠していた色々なボロが出始めて「へっぽこ化」

してしまうことがあります。勿論それは見ている幼女に対してキャラに親近感を湧かせる

制作側の考えがあるのは言うまでもありませんが。エレンの場合は前回のヤドカリを

 

怖がるのに加え、今回はオバケが大の苦手という新たな弱点?があらわになります。

響と奏の手作りオバケに脅かされたエレンは、2人にからかわれたと思い込み

アチコチ走り回った末に王子先輩と遭遇。先輩はエレンに的確なアドバイスをして

 

興奮気味だったエレンは冷静になります。そのあと色々ありまして、戦闘で

ネガトーンを自分が率先して倒さなければいけない場面なのに、ネガトーンの姿が

お化けだったので、どうしても立ち向かうことが出来なかったビート。

 

メロディとリズムはそんなビートを擁護しますが、2人がネガトーンにやられそうに

なると、ビートは意を決して唐傘ネガトーンに突進します。その甲斐あって遂にネガトーンを

倒したビート達。仲間を助けるためなら、自分の苦手なものでも克服する姿を

見せつけたビートは、また1つ自分を大きく成長することが出来たのでした。

 

それでは26話で~ ノシ