スイートプリキュア♪感想記

2014年8月からBS11で再放送されていたスイートプリキュア♪の感想です  

スイートプリキュア 第38話

2015年4月18日に放送された、スイートプリキュア38話の感想です。

 

↓続きからどうぞ

 

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※バースデーカード

 

冒頭は自分の部屋で何かを描いているアコの姿から。

部屋の窓辺に置いているオルゴールからは、どこか懐かしい音色が流れていた。

作りからして恐らく、メイジャーランドを脱出する時に持ってきた大切な物と思われる。

 

するとアコはいつの間にか自分が書いた「おじいちゃんお誕生日おめでとう!」の

誕生日カードを手にしており、余程満足行く出来だったのかニッコリと笑って部屋を

出て行く。おじいちゃんとはもちろん音吉さんの事で、アコが描いた音吉さんの

 

可愛らしいイラストはとても印象的だ。隣に居たドドリーもアコの満足そうな顔を

静かに喜び、まるで風のように彼は窓から出て行った。それと同時にオルゴールの

音楽も終わりを告げ、秋の麗らかな陽気がアコの部屋を包み込む。

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アコの手書きバースデーカード

 

※OP・提供絵の変更

 

BS11ではこの回からミューズ加入という事でOPが黒ミューズから黄色ミューズに

変更しています。しかし本放送では映画の宣伝付きOPが終わった41話から新しい

OPに変わったので、その時にまた新OPで変更した画像を掲載したいと思います。

 

ちなみに提供絵(OP後・予告後)も変更しているのですが、BS11ではどうも

最初の提供絵をラストまで通すと思われます。しかし新しい方も素晴らしい提供絵

ですので、折角ですからこちらの方はここで掲載しておきますね。

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それぞれが思い思いのやり方で音楽を奏でている素晴らしい1枚

 

 

 ※バースデーケーキ

 

場面は変わっていつもの時計塔。その一番上に何とも変な小鳥が1羽止まっている。

やたら大きい青い目に鋭いクチバシ、顔も妙に大きく小鳥というには些か疑問符が

付くサイズだ。そしてその小鳥は特に鳴きもせず、時計塔から静かに飛び去った。

 

その頃、ノイズに備えてパイプオルガンの修理に余念がない音吉さん。いつもの

ようにパイプを1つ1つ叩いて音の良し悪しを確かめている。すると音吉さんは

何かを察知し、鋭い視線を外に向けて投げかけた。さて先程、外に出て行ったアコは

 

いつの間にかラッキースプーンに移動し、奏に向かってバースデーケーキの注文を

依頼していた。奏は誰に向けてのケーキなのかアコに尋ねるが、誰だっていいでしょと

アコはつれない返事。するとドドリーが登場して音吉さんへのケーキだと明らかにした。

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ラッキースプーンで音吉さんのバースデーケーキを依頼するアコ

 

※歌のプレゼント

 

秘密をバラされたアコはドドリーを恨めしそうに睨んだが、事情を聞いた奏は

気合のレシピを見せないと!と大張り切り。すると店に響とエレンが登場し

アコが気づかないで落としていた、大切なバースデーカードを本人に手渡した。

 

そんなアコの家族を大切にする気持ちを垣間見たエレンは、思わず涙を流して感動。

すると響はピンと閃き、この際みんなで音吉さんを祝ってはどうかと提案する。

これには奏もエレンも賛同し、どうせなら歌を送ってはどうかとエレンは考えた。

 

それを聞いた響は大いに納得し、ハミィもフェアリートーンも大喜び。さっそく明日、調べ

の館に集合‥!と盛り上がっていると、肝心のアコは店を出ようとしている。そして

アコは歌を歌うのならば、自分は遠慮すると言い、1人店を出て行くのであった。

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歌と聞いて急に祝う気を無くしたアコは、3人の前から姿を消した。

 

※歌嫌いの理由

 

その後、ラッキースプーンのテラスで奏の作ったカップケーキを食べながら、何故アコが

歌を歌いたくないのか各々考え始めた。奏は、アコは歌が苦手なので、それを人に

聞かれるのが嫌なのではと考えたが、ハミィもエレンも、メイジャーランドでそんな

 

話は聞いたことは無いと反論する。そして何かきっと理由があるのだろうが、それが

何なのか全く分からないと付け加えるエレン。その頃、1人家路を辿るアコであったが

後ろにいるドドリーから、先程のぶっきらぼうな態度を厳しく咎められていた。

 

しかしドドリーの忠告も虚しく反省の無いアコ‥ すると道を角を曲がると急に

アコの足元に、時計台で見た変な小鳥がバタバタと暴れているではないか。アコは

その姿に驚いたが、小鳥が羽に怪我しているのを見て、どうしたものかと考える。

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アコの足元でバタついていた謎の鳥、左羽を怪我している。

 

※静かな問いかけ

 

 結局家に連れて帰ったアコは、小鳥に包帯を巻いて怪我の治療を行った。しかし

小鳥はピーピーと鳴きながら椅子の上をバタバタと暴れ始める。アコはまた羽の

傷が痛むのかと思い、窓際に置いていたオルゴールのゼンマイを回し始めた。

 

そして音楽が鳴り始めるとアコは窓辺に手を置いてー なんと1人静かに歌い始めた。

それはとても綺麗な歌声で、歌が苦手という印象は全くもって感じられない。その

歌を聞いた小鳥が元気よく椅子から飛び降りると、アコは「君も歌ってごらん」と

 

呟き、一緒に歌うことを進めるのであった。すると小鳥は音に合わせてピーピーと

鳴き出したが、アコはこれを見て「下手っぴ」と笑い出す。しかしアコは「歌いたく

なくてワザとそうしてる?」と、意味深な言葉を小鳥に投げかけるのであった。

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窓辺で佇みながら歌うアコ

 

※似たもの同士?

 

この言葉の意味は、明らかにアコは自分の本音を小鳥に語っているのだろう。その

後に続く「案外キミも、私と同じだったりしてね」という呟きにも、アコの想いが

感じ取れる。すると小鳥はその言葉を聞いてバタバタとはしゃぎ出し、咄嗟にアコの胸へ

 

飛び込んできた。そんな小鳥の可愛らしさに愛情が湧いてきたアコは、この小鳥を

「ピーちゃん」と命名。そして自分の名前はアコだとピーちゃんに紹介すると

その言葉の意味が通じたのか分からないが、元気よく「ピー!」と鳴くのであった

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アコによって名前は「ピーちゃん」に決まった

 

※音吉さんの不安

 

 その頃、調べの館に移動した響達は、音吉さんに明日の誕生日会をここで行う事を

伝えていた。音吉さんは自分を祝ってくれる事に感謝しつつも、少し顔が暗くなる。

それに気づいた響がその事を尋ねると、今朝からどうも、パイプオルガンが微かに

 

ズレており、ノイズの復活が近づいているのでは‥と音吉さんは心配そうに話す。

続けて、前回ファルセットが未完成ながらも歌った「不幸のメロディ」により

ノイズの復活が早まったに違いないと危惧する音吉さん。すると響達の横から

 

クレッシェンドトーンが登場し、彼女も音吉さんの言葉に賛同する。それにファルセットが歌った

不幸のメロディの力はこれまで以上に強く、ヒーリーングチェストの力ですら前回はかき消されて

しまった。しかし、現在はこちらにもキュアミューズという心強い仲間がいると

 

語るクレッシェンドトーン。だからこそ、4人で力を合わせて立ち向かうようにと

彼女が指導すると、響達は真剣な顔をして「はい!」と返事をするのであった。

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音吉さんとクレッシェンドトーンの忠告を真剣に聴き入る響達

 

 ※消えた「あの人」

 

その日の帰り道ー 奏は音吉さんがあまり元気が無かった事を少し心配していた。

「明日は元気になって貰わなきゃ」 そうエレンが返すと、響はやはり孫である

アコの存在は欠かせないと主張する。しかしアコは本当に来てくれるのだろうか‥

 

奏はそう言いながら、更に心配そうな顔をするのであった。所変わって今度は

マイナーランド。前回バケモノに変えられたバスドラとバリトンは、玉座に落ちて

いた漆黒の羽を拾い上げて、「ある人」がどこかへ行ったのを不思議に思っていた。

 

すると後ろから自分達を呼ぶ偉そうなファルセットの声が聞こえてきて、バスドラは

思わず「ファルセット!」と叫ぶ。しかし彼の眼光に怯えたバスドラは嫌々ながら、ファルセット様

と呼び方を変えた。そしてバリトンは自分達が何をやっていたのか彼に説明を始める。 

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早くも怪物姿に馴染んだ2人

 

※恐怖による支配

 

バスドラとバリトンが気にしていたのは他でもない、「ノイズ」の居場所だ。

それを聞いたファルセットは驚いて玉座の上を見上げると、巨大な鳥の化石がボロボロに

崩れている。それを見たファルセットは喜悦の表情でノイズの目覚めを喜びだすのであった

 

すると後ろに居たバスドラとバリトンは、ファルセットがノイズから置いて行かれた事を

密かにあざ笑う。しかしその悪口をしっかり聞いていたファルセットは指を鳴らし、彼らに

電撃の罰を与えるのであった。そしてファルセットは玉座に座りながら、ノイズ様は何か

 

訳あって出て行ったと主張。だからお前らは残りの音符を集めて来いと命令すると

2人は鞭で叩かれるのがよほど怖くなったのか、素直に了解です!と返事をして出て

行く。しかし自分で行った方が早いかもしれない‥ファルセットはポツリと呟くのであった。

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自分に逆らうものへは容赦の無いファルセット

 

※プリ・・?

 

 次の日、小学校へ登校するアコの後ろから奏太が駆け寄り、音吉さんの誕生日会に

ついて尋ねてきた。しかしアコは他人事のように返事をして、自分は行かないと

断言する。それを聞いた奏太は、誕生日会は家族で祝うものであり、今回の場合

 

アコが居なければ始まらないと説得する。だがアコは、響達が行くから問題無いと

どこまでも冷たい態度。すると坂の途中にある階段に隠れていた響達は、2人の

会話をしっかり聞いており、奏太とアコをその場に呼び止めた。そして響は

 

自分達とアコは家族みたいなものだと心に訴えるが、この後に「だって私達は

プリ‥(キュアでしょ)」と喋り出し、エレンの素早い口封じを喰らった響。

今回は何も知らない奏太が横に居るのに、危うく4人の秘密を暴露しそうになる。

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響の口を急いで塞ぐエレン

 

※譲らないアコ

 

話が中断した事を奏太は不審に思い、プリの続きが何なのか気になって尋ねる。

すると姉は、咄嗟に機転を利かして「私達はプリンが大好き」だと話をつなげた。

しかし今度はハミィが「カップケーキが大好き」と勝手に喋り始め、こちらも奏の素早い

 

動きで口封じされてしまう。それを見た奏太は一体何が言いたいのかサッパリ‥

すると響は話を元に戻して、今日の誕生日会で一緒に歌を歌おうと誘うのであった。

しかし頑固なアコは歌わないの一点張り・・ それでも響は諦めず、音吉さんも

 

喜んでくれるはずだと情に訴えた。が、アコは黙ってその場を去ろうとする始末。

それでも響が「待ってるからねー!」と声掛けすると、アコはチラッとこちらを見て

その場から去っていく。多少、手応えがあった気がした響達は少し笑顔になるも

隣に居た奏太は納得がいかないのか、1人不機嫌な顔をして何かを考えはじめる。

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アコの態度に少し安心した響達だが、隣の奏太は納得がいかない複雑な表情。

 

※揺れる心

 

そして学校も終わり、アコは部屋の外で寝転がりながら、大切なオルゴールを手に持ち

眺めていた。しかし彼女の心は、響から言われた「私達はもう家族」という言葉が

気になってしょうがない様子。するとアコを眺めていたドドリーはその全てを察し

 

プリキュアの皆がどのような存在か、アコは全て気づいているはずだと説得する。

そして後は、アコが一歩を踏み出すだけだと後押しするドドリー。するとアコも

少し態度を変え、か細い声で「そんなこと・・」と返事をして起き上がるのであった

 

すると、アコを呼ぶ聞き慣れた男子の声が聞こえてきた、もちろん奏太である。

一体何しに来たのか、アコがそう尋ねると奏太は心配そうな顔をして。手に持って

いた「プリン」を差し出し、これを食べたら音吉さんの所へ行こうと話し始める。

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アコの家に来た奏太、手にはドッカンプリンなるものを持っている。

 

 

アイキャッチ変更

 

今回からアイキャッチも、アコの加入により変化しています。

しかし全く変わった訳ではなく、前回の内容にアコを付け加えた形になっております

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はしゃぐ3人に対して徹底的に冷めているアコw

 

 

 ※奏太の優しさ

 

奏太は続けて、歌うのが嫌なら無理して歌う必要はないと、珍しくアコを心配して

気遣うのであった。するとアコは、奏太がプリンをわざわざ買ってきた事に笑い出し

アコも珍しく、奏太に向けて「ありがとう」と感謝の言葉を述べるのであった。

  

そして2人は一緒にプリンを食べながら、奏太はアコに疑問を問いかける。

なぜ頑なに歌いたがらないのか、前は歌が好きだと言っていたではないかー?

そう言われたアコは、歌が好きな気持ちに変わりないが、今はまだ、どうしても

 

歌いたくないと答え、少し表情が曇った。だが奏太はそれでも納得できず、更に

問い詰めると、アコはオルゴールのゼンマイを回しながら、自分の両親が遠い国に

居て、離れ離れで暮らしている事を、前に奏太へ話したはずだと語り始める。

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一緒にプリンを食べる2人

 

 ※秘めた思い

 

そう言われた奏太は、確かにアコは両親と離れて暮らしていた事実を思い出し

申し訳なさそうな顔をする。するとアコは、このオルゴールは両親から貰った

プレゼントであると語り、これを聞けば両親を思い出して、いつも一緒にいるような

 

気持ちになれると呟いた。それに両親と居た頃は、いつもみんなで一緒に歌を歌って

あの頃は歌が大好きだったと、当時を振り返るアコ。奏太はその話を聞きながら納得

しつつも、それならば何故、歌わなくなったのか、どうしてもそこが気に掛かった。

 

するとアコは、自分が隠していた本音を奏太にだけ、そっと打ち明けるのであった。

 

「みんなで歌うと、きっと思い出だけじゃ足りなくて・・パパとママに会いたく

 なっちゃう。でも、まだそれは出来ないから‥だから、今はまだ歌わない。

 いつかまた、パパとママと一緒に暮らせる時まで・・ ねっ?」

 

それを聞いた奏太は、いつも無愛想で気丈に振る舞っていたアコが、不意に見せた

優しい表情と気弱な態度に驚き、「そっか、そっか‥」と下を向いて納得した。

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前回、人間界に残ると決めたアコだが、やはり両親と離れて暮らすのは辛かった。

 

 

 ※汚された思い出

 

すると2人の近くで「そんな日は来ないさ~♪」と高音で嫌味を言う男が現れた。

もちろんファルセットである。奏太は不審者が来たと思い、直ぐにアコを庇って

この場から早く逃げるよう忠告する。しかしファルセットは指先一つで奏太を吹き飛ばし

 

その衝撃で奏太は気を失ってしまった。それを見て怒ったアコはキュアモジューレを取り

出してファルセットと対峙する。だがファルセットはお前に用はないと吐き捨て、アコの持つ

大切なオルゴールを怪しい力で奪いとった。しかしこのまま帰るよりもネガトーンを

 

作った方が良いと考えたファルセットは、予定を変更して音符を邪悪に染め、オルゴールの

ネガトーンを作り出してしまった。自分の大切なオルゴールをネガトーンに変えられてしまった

アコは大いに怒り「絶対に許さない!」と叫んでキュアミューズへと変身した。

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ファルセットからアコを守る奏太

 

※妨げられた誕生日会

 

その頃ー 調べの館では誕生日会の準備が整い、主役の音吉さんも響達も集合

していた。しかし肝心のアコは未だに来ない・・そうエレンが心配していると

響は、何か確信があるのか「来るよ、アコは‥来るよ」と自信満々で語った。

 

だがここでフェアリートン達からネガトーンが現れたとの報告があり、響達は

誕生日会を中断して急いで現場へと向かった。その間にもネガトーンは悲しみを

加音町に振りまき、人々を嘆かせてノイズ復活のエネルギーを集めていた。

 

と、ここでミューズがようやく追いつくと、ファルセットはネガトーンを使って攻撃を指示。

ミューズはこれを回避しつつも、自分の大切なオルゴールを攻撃するのには少し躊躇って

しまう‥しかしそうも言ってはいられず、とにかく浄化を優先して攻撃を再開した。

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アコは来るよ  響は自信をもってそう答える。

 

 

※支点・力点・作用点

 

まずミューズはネガトーンがの攻撃を泡のようなもので防ぎ、その隙に次々と

パンチをネガトーンに繰り出す。しかしそれらは全て塞がれ、逆に反撃を喰らって

空に放り投げられたミューズ。更にネガトーンは追い打ちとして、自分の頭について

 

いる鉄球をミューズに向けて発射。ミューズはその鉄球に命中し、地面に叩き

つけられてしまった。なおもネガトーンは容赦なく。鉄球に繋がったロープを振り回して

ミューズへと攻撃。ここはなんとかミューズも回避するが、ネガトーンは何度もロープを

 

使って連続攻撃を繰り出す。するとミューズは鉄球をギリギリまで引きつけて

空へジャンプ。そしてピンと張ったロープの中心を足で踏みつけると、鉄球は

後ろへ向かって綺麗な弧を描き 、見事その鉄球はネガトーンの頭に命中した。

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ロープの中心を踏むことで鉄球がネガトーンの頭へ戻って命中。見事な頭脳戦だ

 

※卑劣な行為

 

咄嗟の機転でネガトーンの動きを止めることに成功したキュアミューズ

しかし建物の上に居たファルセットは、これ以上の攻撃を控えるように忠告する。

一体何の事かとミューズが振り向くと、ファルセットの後方に空中で赤色の五線譜に

 

縛られた奏太が視線に飛び込んできた。ミューズは奏太を人質に取るファルセットに

「奏太を離して!」と叫ぶが、ファルセットはこれを聞き入れず風を起こしてミューズを

吹き飛ばした。するとその間に倒れていたネガトーンは起き上がって、再度ミューズに

 

攻撃を繰り出す。ミューズは攻撃を交わしながら、隙を見てネガトーンに反撃するが

ファルセットは少し手を動かして、奏太の赤い五線譜を締め付けた。それと同時に

奏太が苦しみ始めると、ミューズは攻撃しようにも攻撃できない状況に陥ってしまう。

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人質にされた奏太。ミューズがネガトーンを攻撃すると奏太が苦しめられる事態に。

 

※働き者2人

 

しかしそんな事を考える暇もなく、ネガトーンは攻撃の手を緩めずミューズを攻め続ける。

防戦一方のミューズはもはや為す術もなく叩き飛ばされ、更に鉄球の追加攻撃を受けて

地面に倒れてしまった。するとここでバスドラとバリトンが登場し、ファルセットは

 

2人に対し「遅いぞ、何をやっていた」と偉そうな態度。そう言われたバリトン

音符入りの瓶を見せて、音符集めに励んでいたと言い返す。それを見たファルセットは

集まった音符に喜び、ノイズ様の為に人間を悲しませて不幸のエネルギーをノイズ様に

 

送るのだと命令する。だが、あれほどの猛攻を喰らって、完全に倒されていた

ミューズは、フラフラになりながらも立ち上がり「そんな事・・させない!」と

叫び、ファルセット達に鋭い視線を送るのであった。

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何度でも立ち上がるミューズ

 

※大切な家族

 

するとファルセットは、ミューズがそこまでして必死になるのか分からないと

疑問をぶつける。更に父のメフィストを取り戻した今、ミューズが戦う理由は無いの

だから、この世界(人間界)の事はお前に関係ない!と語り、ミューズの士気

 

挫こうとするファルセット。しかしミューズは「関係あるのよ!」と反論して

守りたい物は両親だけではなく、この世界(人間界)にも大事な人が居る‥いや

大事な人が出来たから‥!と切ない声で話すミューズ。それは勿論、自分の事を

 

「家族」と言ってくれた響達に他ならない。だからこそ自分は「家族」が居る

この世界を守りたいと主張し、ミューズは堂々とした姿をファルセット達に魅せつけた。

         「守る、守って見せる、そう決めたの!」

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ミューズにとっての大切な「人間界の家族」

 

※家族の支え

 

だがファルセットは、どんなに粋がった所でミューズ1人では何も出来ないと罵倒し

またもや手を動かして奏太の五線譜を閉めつける。すると奏太は更なる痛みで苦しみ

悶え、ミューズは奏太を心配して焦りが募る。しかしミューズの気が逸れたのを

 

ネガトーンは見逃さず、再びロープ振り回して鉄球をミューズに投げつけてきた。

ミューズが気づいた時には既に鉄球が目前まで迫ってきて、もはや絶体絶命のピンチ。

するとミューズの周りに青いバリアーが急に現れ、敵の鉄球はそれに遮られてしまう

 

そして身を防いで目を閉じていたミューズが再び眼を開くと、目の前には堂々と

キュアメロディキュアリズムキュアビートが立っていた。リズムとビートは救援が

遅れたのを詫び、メロディは敵に向かって「残念、一人じゃない!」と反論する。

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救援に駆けつけたメロディ・リズム・ビート

 

※父→長女→母→次女

 

プリキュアが全員揃った所でバスドラとバリトンは意気消沈したが、ファルセットだけは

諦めずネガトーンに再度攻撃を命令する。しかしメロディはこれを素早く反撃し、捕え

られている奏太を開放するように3人へ指示を出した。3人は急いで救助に向かったが

 

ここでバリトンが立ちはだかり救助を妨害する。だがビートはバリトンの攻撃を

難なく回避して強烈な蹴りを叩き込むことに成功。その間にもリズムとミューズが

通過して先を急ぐが、今度は2人の前にバスドラが待ち構えており、巨大な拳を

 

一気に振り下ろしたバスドラ。2人は咄嗟にジャンプして回避したが、バスドラは

残りの左手でミューズを捕まえる。しかしリズムはバスドラに蹴りを喰らわせて

ミューズの救出に成功。するとリズムはミューズの手を掴んだかと思ったら

急にクルクルと回り始め、ミューズを奏太の居る場所へ向けて投げ飛ばすのであった。

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リズムは奏太の救助をミューズに託した

 

 ※コンビネーション

 

飛ばされたミューズは、リズムの「奏太をお願い」という言葉に励まされ、必ず

奏太を救出しようと心に誓う。するとここでビートはビートソニックを発射して

槍のような高速エネルギーに、ミューズを乗せることに成功。ミューズはファルセットの上空を

 

かすめてあっという間に飛び去った。驚いたファルセットはミューズを追いかけようとするが

いつの間にかメロディとリズムが目の前に現れる。2人はファルセットに向けて

息の合ったプリキュア・ハーモニーショットを叩き込み、ファルセットの妨害を阻止するのであった。

 

 その間にミューズは奏太の目前に迫り、一緒に飛んできた高速エネルギーが奏太の

五線譜を突き破る。そして地面に落ちる奏太をミューズは急いで救助し、無事に

時計台の下まで彼を運ぶことに成功した。

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奏太は返してもらったわ!

 

※謙遜するミューズ

 

ミューズが奏太を抱えていると、隣にリズムが現れて彼女の努力を褒め称える。

そしてミューズが静かに奏太を地面に下ろすと、女の子に抱っこされるだなんて

カッコ悪い弟だとリズムはほくそ笑む。しかしミューズは「そんな事無いよ」と

 

反論し、意外とカッコイイ所もあるんだと笑顔で答えるのであった。するとリズムは

ミューズの頭を撫でて、自分の家族だから当然知っている事だと話し大切な弟を

助けてくれありがとうと、リズムはミューズに感謝するのであった。しかし

 

ミューズは自分一人では何も出来ず、皆の協力あればこそだと珍しく謙遜する。

するとここでメロディとビートも降り立ち、「一人じゃどうにもならなくても

みんなで力を合わせれば、きっと出来ないことなんて無い!」と断言する。

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メロディ達の助力に感謝するミューズ

 

プリキュアファミリー

 

「どんな時だって1人1人が助け合い、皆が皆で支えあう・・それが、家族でしょ?」

 

リズムとメロディがそう語ると、ミューズは自分がプリキュア家族の一員となれた

ことに喜び、思わず目から涙がこぼれるのであった。するとファルセットはノイズ様の

力の前でそのようなものは無意味だと喚き散らし、ネガトーンへ攻撃の命令を下した。

 

だが、ミューズはもう諦めたりはしない。

「私達は4人でプリキュア!」 そうメロディが力強く宣言すると

ミューズはヒーリーングチェスト片手に「絶対に負けない!」と4人で高らかに叫ぶのであった

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私達は「家族」でしょ?

 

※4人の勝利

 

4人がヒーリーングチェストに手を伸ばし 「いでよ、全ての音の源よ」 と声を揃えると

箱の中から巨大なクレッシェンドトーンが現れた。その後に4人がスイートセッションアンサンブル

・クレッシェンドを発動すると、4人はクレッシェンドトーンの大きなハートの額に収納される。

 

そこからクレッシェンドトーンが急加速すると、4人は振り落とされないように手を繋いで

必死に耐えていた。そのまま加速したクレッシェンドトーンは失速する事無くネガトーンに見事

命中。4人が「フィナーレ!」と叫ぶと、ネガトーンは空へ向かって一気に浄化された。

 

そしてネガトーンは元の大切なオルゴールに戻り、ハミィは音符浄化のアクションを

おこして邪悪な音符を元の可愛い音符へと浄化する。そのまま音符はシリーに収納

され、今回もノイズ復活を企むファルセットの野望は、プリキュア達が見事に打ち砕くのであった

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フィナーレ!

 

※心変わり

 

戦闘後、まるで他人ごとのようにファルセットに向かって「失敗でしたね」と嫌味を言う

バスドラ。負けてイライラしたファルセットはそれを怒鳴りつけ、トリオは一瞬で

その場から逃げ去るのであった。そしてプリキュア達は変身を解除して、時計台に

 

降ろした奏太に声を掛けて呼び起こす。ようやく目覚めた奏太は、なぜ自分が

時計台の前に居るのか分からない様子。するとアコは「寝ぼけてないで、早く

調べの館に行くわよ」と奏太に話しかけた。 調べの館に行くー? 奏太は驚いて

 

アコの方を振り向くと「早くお爺ちゃんにお祝いの歌を歌ってあげなくちゃ」と

大きな独り言を呟いたアコ。響達はその言葉を聞いて驚いたが、もしかして自分達に

合わせる為に、アコは無理して歌おうと決めたのか?そんな疑問が頭をよぎった。

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急に歌うと言い出したアコに驚く4人

 

※最高のバースデーパーティー(1)

 

するとエレンはアコに向かって、歌いたく無ければ無理して歌う必要はなく、また

歌というのはそういう(気分で歌う)ものではないと諭す。しかしアコはこれを

否定し、今の自分は歌を歌いたい気分、それもみんなと一緒に歌いたくて堪らないと

 

喜び、眼鏡を外して満面の笑みを浮かべるのであった。そんなアコの大きな成長と

共に一同は調べの館へ集合し、奏の作った誕生日ケーキの横にはアコのプレゼント・

アコのバースデーカード・そして、アコの大切なオルゴールが静かに音を奏でていた。

 

そしてケーキの上に挿されたロウソクを音吉さんが吹き消すと、響達一同は笑顔で

音吉さんの誕生日を祝うのであった。その後、手描きのバースデーカードをアコから

貰った音吉さん。孫の優しい心遣いに音吉さんも感動し、思わず破顔一笑する。

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お互いに嬉し恥ずかしと言った感じ

 

 

※最高のバースデーパーティー(2)

 

それからは思い思いに誕生日会を楽しむ響達。

響は自分のケーキだけでは飽きたらず、奏のケーキにまで手を出そうとしているw

それを見て相変わらずの2人だと笑うエレン・奏太 そして、アコ。

 

そのアコの後ろでは、コッソリとカップケーキを貰って食べているハミィと

小鳥のピーちゃん、それを笑顔で眺めるフェアリートーン達の姿が写っていた。

 

宴もたけなわになった頃、アコはオルゴールに合わせて、静かに祝いの歌を歌い始める

彼女は歌を嫌がる様子もなく、自分から進んで楽しそうに歌っているではないか。

そこから響・奏・エレン(ハミィ)も歌に加わり、素敵な斉唱を音吉さんにプレゼントした。

 

音吉さんと一緒に歌を聞いていた奏太は、自分の心配も杞憂に終わり、ホッと胸を

撫で下ろす。そしてアコに向かって「何だ、歌えんじゃん‥」と愚痴ると、アコは

歌っている途中で奏太に顔を向けて、笑いながら小さくベロを出すのであった。

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そんな孫の立派な姿を見て、音吉さんはヒゲを撫でながらこう呟いた。

「うん・・ズレとらん」

 

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孫の成長を密かに喜ぶ音吉さん

 

 

 

 ※あとがき

 

不思議とこの回は長文になってしまったので、あとがきは手短にします(恒例)

キュアミューズ正式加入ということでO提供絵・アイキャッチにEDもミューズが加わった

新しいものへ変わりました。特にEDでは今までハミィの踊っていた場所にミューズが

 

入ったので、今までみたいに違和感のない本当のEDになっていますね。ちなみに

ハミィは消えてはおらず、今まで通りちゃんと踊っていますので心配はありませんw

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キュアミューズが加わった#キボウレインボウ# 実は映画で先行放映されていた。

 

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予告後の提供絵 全員が輝いてとても綺麗ですね!

 

さてこの回は音吉さんの誕生日に孫のアコが歌をプレゼントするという

とても心温まる話でした。もちろん歌を提案したエレンやケーキを作った奏

そしてアコを「家族」のように暖かく接してくれた響の支援も見逃せません。

 

更に一番大きな役目を果たしたのは同級生の奏太

 

普段はイタズラやごっこ遊びに夢中のワンパクな小学生男子ですが、いつも1人で

いるアコを昔から気にかけており、今回はアコに対して特に優しく接しているのが

印象的です。まぁプリンが好き(大嘘)と姉から言われた奏太は、本当にプリンを

 

買って来て、アコに真剣な顔で手渡すのは些か笑ってしまいましたが‥w しかし

アコも、そんな奏太の不器用ながら優しい態度に心打たれて、なぜ自分が歌を歌い

たがらないのか、その本当の気持ちを奏太にだけ、そっと告げてくれるのでした。

 

個人的にはこの2人の関係って微笑ましくて結構好きなんですよね。

前回のハロウィン回における仮装にしてもそうなんですが・・見てて心温まります。

これからも2人の関係には要注目といったところですね。

 

さてこちらも恒例の、本放送時にOPで流れた映画の宣伝です。

ちなみにこれは40話まで続く宣伝ですので、そこまで紹介する事をご了承下さい。

映画はDVDで視るのも面白いですが、やはり映画館で見聞きする迫力ある映像と

音響は素晴らしく、この映画の感動も私の心に大切な思い出として残っています。

 

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ビートの前で泣きじゃくるハミィ 一体なにが?

 

 

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戦闘中にカップケーキ?(ビートはもっと意味不明w)

 

 

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涙を流す少女の前に溢れる希望の光とは・・?

 

 

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アコ(娘)とメフィスト(父)を隔てる壁は打ち破れるのだろうか?

 

 

それでは39話で~ ノシ