スイートプリキュア♪感想記

2014年8月からBS11で再放送されていたスイートプリキュア♪の感想です  

スイートプリキュア 第7話

2014年9月13日に放送された スイートプリキュア7話の感想です

 

感想がどうしても長文になるのはもう諦めました

 

↓続きからどうぞ

 

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※ニチアサ830

 

冒頭は奏が日記を読むような説明から始める。奏はこの日曜日が響を含め、2人に

とって凄く大切な1日であったと日記の冒頭に記していた。その日、朝の八時半から

2人は調べの館でピアノの練習に励み、響も以前のように辿々しい未熟な演奏から

 

脱出して、回を重ねる毎にどんどん上達しているのが音を聴いててよく分かる。

しかし奏はいきなり演奏をストップ。理由は途中から音のテンポが早くなる

という事であったが、響はお互いのペースで演奏しようという以前の約束を盾に

 

奏に対し不機嫌な顔をした。奏はなんとか笑顔と優しい語り口で機嫌を取るが

これまた今まで通り売り言葉に買い言葉で、結局いつもの口論に発展してしまう。

そして響はプリキュアの解散を匂わせ、その言葉にハミィはうろたえ、奏は怒り出した。

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毎度おなじみ痴話喧嘩

 

※音吉さん

 

そんな2人の様子を1人の老人がしげしげと眺めている。その目線を見て2人は一気に

驚いた。なぜならうっかりプリキュアの名を口にした事、それとハミィが只の猫では

なく人語を喋っていたからで、これらがバレると大変な事になるからである。

 

この状況を打破しようと奏は猫の真似をして響もそれに乗る、こういう時は

変に連携する2人が面白いですね。しかしそれでも疑惑の眼差しを向ける老人に

2人は更に慌てふためく。そこで響は突如老人に向かって「孫」の話を切り出した。

 

老人の名前は【音吉さん】どうやら町の有名人のようだ。「孫」という単語を聞いて

今まで険しい表情だった音吉さんは一気にフニャけた顔に崩れ始める。孫の話と

なれば、それまでの事を全て忘れてしまうほど孫が大好きな音吉さんだったのだ。

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孫好き音吉

 

※音吉さんの謎

 

音吉さんは孫を褒めるのに続いて、誕生日に手作りの人形をプレゼントしてくれたと

語る。しかし会話を急に変えて、2人に脚立を運んで欲しいと頼み始めた。そして

運び方がギクシャクしている2人に息を合わせるよう指示する音吉さん。すると今度はハミィに

 

「時には2人だけの時間を作ってやることも、大事かもしれんなぁ」と語りかける。

なんとも意味深な言葉である、音吉さんは一体何者なのか‥ さて脚立を運び終え

ピアノの場所に戻った2人、しかしそこに音吉さんやハミィの姿は一切なく

 

代わりに、自慢していた孫からの手作り人形だけが残されていた。それを見つけた

奏は音吉さんに届けなくてはと決心する、奏が行くなら自分は帰ろうと目論んでいた

響はその下心を見透かされ、一緒に届けようと言われてしおらしく了承した。

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音吉さんを探せ

 

※ズレとる

 

午前10時― 音吉さんを探しに町に出てきた2人。しかし音吉さんに関しては

名前以外、他の事は分からない。車などを使っているならもう追いつけないだろうと

思っていたら、ペニーファージング(前輪が大きい自転車)に乗った音吉さん発見!

 

直ぐさま追いかける2人、しかしなかなか追いつけず音吉さんはその間にも走りながら

町の演奏や車のクラクションの音に対し「ズレとる」と忠告して回るのだった。楽器職人

だからと思われるが、音程にはかなりのこだわりが音吉さんにはあるようだ。

 

何とか追いつこうとする2人、ここは体力自慢の響が一気にスパートして音吉さんに

近づくが、下り坂に変わり更に加速した自転車には響も追いつく事はできなかった。

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音吉さん専用自転車

 

※アイムハングリー

 

そうこうしている間に時間はもう正午になってしまった。町の人達が昼食を楽しげに

食べている姿を見て、奏もお腹が空いてきた。しかし真面目な奏は音吉さんを探す

気持ちを諦めない。だが誰よりも食べることが大好きな大食い響はあまりの空腹から

 

バーガーショップの窓に張り付いて、室内にいるハンバーガーを食す人達を

眺め続けていた。その顔はいつものキリッとした響ではなく食事に飢えるあまり

だらしない顔になっているのが、見ていてなんとも物悲しいのは自分だけだろうかw

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ハンバーガー‥ おいしそう‥

 

※引かない2人

 

そんな響を一気に窓から引き剥がす奏。響はお腹が空いたと窮状を訴えるが

音吉さんに人形を届けるまでダメだと厳しい返答。これには響も人目も憚らず

駄々っ子の様にイヤダイヤダと喚き散らすのであった・・・2人は親子かな?

 

それ以前にそもそもお金を持ってない事に気づいた2人、しょうがないので諦めて

音吉さん探しを再開する。しかし響はもう明日にしようと言い始めるが~ 奏は

今日届けると頑として譲らない。そして響の思い通りにならないとすぐ弱音吐いて

 

投げ出す軟弱な性格を戒めた。だがもう疲労と空腹で限界の響は明日にしようと

こちらも頑として譲らない。明日だ今日だと口論する2人、すると揉み合っている間

に落ちた音吉さん人形にチャックを発見、中を開けると沢山の硬貨が入っていた。

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これは‥お金!

 

※英会話

 

ただの人形ではなく財布だと知って驚く2人、このままでは泥棒扱いされると不安に

なる響。と、そこにまた例の自転車で通り掛かった音吉さんを発見! 声を掛けて

財布を渡せばいいのにパニックになった2人は、近くにあった雑貨屋の商品を

 

漁り始め、派手なカツラとメガネをはめて変装したのだった。外人風に変装した響

だが、するとそこに本当の外人が現れ道を訪ねてきた。この窮地を響の積極的な話術と

奏の英語アシストにより、何とか彼らに郵便局の道案内をすることが出来た‥と思う。

 

そして外人が去った後に、先ほどの響の変な発音やボディーランゲージをからかう奏。

そのリアクションに笑い出す響とそれに釣られて笑う奏、さっきまでの喧嘩はどこへ

やら、仲が良い時は本当に良い響と奏、そんな2人の貴重なシーンでした。

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ゴーストレート アーンド レフトォ~

 

※懐かしの公園

 

そして時間は午後の2時― 2人は音吉さん探しに自分たちが小さい頃よく遊んだ

公園を訪れる。すると奏の脳裏に、2人で一緒に音の鳴る鍵盤の遊具で遊んでいた

姿がありありと蘇った。そんな奏の気持ちを察したのか響がこの遊具でまた遊ぼうと

 

誘い、奏も了承した。音が一緒に鳴るようにタイミングを合わせて踏む2人―

すると気を良くした奏が「何でも話そう、あの頃みたいに」と提案してきた。

返答に困った響に畳み掛けるように「じゃあ、好きな人出来た?‥って感じで」と

 

直球で語り合おうと賛同を求める。それならばと響は、奏は王子先輩が好きなん

でしょ?と、冷やかすように直球で尋ねるが奏はカッコイイと言うだけで特に否定も肯定も

しなかった。そもそも奏の彼に対する「好き」はアイドルの追っかけみたいなものかと…

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何でも話そうよ

 

※ドリーム

 

続けて奏の夢を聞く響、これはもう知っての通りパティシエだが「お父さんの様な」

という新たな気持ちが加えられていた。逆に響の夢を尋ねる奏、特に考えていなかっ

た響は「スポーツ関係の仕事」と、まだ明確でない返事に留まった。しかし続けて

 

「それで毎日、奏の家にケーキを食べに行く」という明確な夢?を追加した響。

それに対し毎日食べに来られたらケーキが幾つあっても足りないと、何故か照れ顔で

答える奏‥ あの~ 分かりますかね皆さん?この2人の甘ったるいやり取りがw

 

そしてまた音の出る遊具で「1.2.3」と歩調を合わせて遊ぶ2人。最後まで綺麗に

足並みが揃って喜ぶ響、早朝の口論が嘘のようにどんどん和解してゆく2人・・・

と、急に自分たちは一体何をやっていたのかと我に帰り、音吉さん探しを再開する。

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ケーキが足りないよ(照れ

 

※海辺の悲劇

 

 探しに探して遂に海まで来た2人、響は疲労と空腹が極限まで達しており

もう奏の静止も効果なく走って帰り始めた。しかしどういう訳だか砂浜では無く

海の上をバシャバシャと走り続ける響・・・ふと振り向けば必死に追いかけてくる

 

奏がいるではないか、これはマズいと速度を上げた響。それに負けず奏も

スピードアップしたが、躓いて倒れそうになる奏。このままでは濡れてしまう!と

とっさに判断した響は、まず飛んできた音吉さん人形をキャッチして 続けて奏も

 

キャッチ!‥と思ったが失敗。哀れにも奏は海水でびしょ濡れになってしまった。

それでも人形は無事で安心した響だったが、ここで響も躓いてしまい、お互い仲良く

海水に浸かる羽目になってしまう。あまりの惨状に奏は「最悪‥」と呟くのが精一杯。

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泣き面に蜂

 

※奏の本気

 

踏んだり蹴ったりな状況に響は何もかも諦めた様子でトボトボと帰ろうとする。

しかしこの期に及んでも奏はダメだと言うではないか。なんて諦めの悪い奴だと

響は思ったが、続けて奏の口から出てきた言葉に響は衝撃を受けた。

 

「足くじいた、おんぶして」

 

えっ? 本当に挫いたのだろうか‥ その割には痛がる素振りも無いし、なにより

何故、おんぶなんだw この状況でそのセリフが言えるってのはやっぱり奏さんは

只者じゃありません。流石に奏を見捨てる事は出来ず言われるまま響はおんぶした。

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嬉しそうな奏と嫌そうな響

 

※嘘か真か

 

昼も過ぎ、午後の3時― 木陰で休憩&濡れた服を乾かしていた2人。

服が乾いたのを確認して奏は、音吉さん探しを再開しようとするが響は嫌がった。

すると「よくない!」と一喝した後、スッと立ち上がる奏・・・アレッ??

 

どう考えてもおかしい、足を挫いた人間がそんな短期間でスムーズな動きが

出来るのだろうか?そんな響の問いに可愛い声で「さっきは痛かったの」と

笑顔で答える奏‥ なんという策士、響には無いこの機転の利きっぷりである。

 

いつもの響ならここで元気よく反論する所ではあるが、あまりの仕打ちと積み

重なった疲労も相まって「おんぶしたんだよ!重かったのに~」と嘆くのが精一杯。

しかし女子に対して重かったは酷い(笑) まぁ響も女ですけどねっ!

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あ、あんまりだ~

 

※おばあちゃんになっても

 

そんな痴話喧嘩していると、どこからともなくハーモニカの音色が響いてきた。

すると音楽を聴く聴衆の中に音吉さんを発見!2人は迷わずその場所にダッシュする。

さぁ財布を返そう‥と思ったが真剣な演奏と周りのお客さんが楽しんでいるのを

 

邪魔するのは忍びないと思い、演奏が終わるまで待つ2人。そして歳をとっても

音楽を楽しんでいる音吉さんを奏は羨み、自分たちが老人になっても一緒にピアノを

弾いているだろうかと想像した。それはそれでチョット見てみたいですね‥w

 

そんな事を考えた2人は、急に気持ちが落ち着いて響も奏もお互いの非礼を詫びた。

さて演奏も終わり財布を返そうと思ったが‥ずっと持ってた音吉さん人形がない! 

実は、奏をおんぶした時に響が海に忘れてきたのだった・・

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ここまで来たのに‥

 

※いがみ合い

 

その事を音吉さんに話そうと思ったが、いつの間にか演奏者が誰か知らない男に

変わっていた。とりあえず海に戻ろうと2人は凄い勢いで走り始める。

その頃、同じ砂浜を歩くトリオ・ザ・マイナー達。音符を嗅ぎ分ける為に

 

鼻をクンクンして歩いている。と、そこに響が忘れた音吉さん人形を発見、そして

人形に音符が付いているのも発見した。喜んでハモる3人をよそ目にハミィが音符を

掴み取った。するとそこにセイレーンが登場し、音符は私のモノだと自己主張しはじめる。

 

トリオが見つけたのにセイレーンの手柄にされたバスドラは「ずるい!」と愚痴る。

ファルセットとバリトンも「ワガママ」だとハモり、セイレーンと睨み合うトリオ。

最初の頃と違い、どんどん仲が悪くなっていくのがハッキリと見えてきました。

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普通の人間には見えない音符

 

※強風使いのネガトーン

 

毎度の事だがハミィが音符を手にしても、セイレーンが放つ邪悪な波動で

結局ネガトーンにされてしまいました。海に戻った響と奏はそれを見て音吉さん

人形を怪物にされた事に感情が高まり、キュアメロディキュアリズムへと変身。

 

ネガトーンと化した音吉人形が持つハーモニカ。そのハーモニカから噴き出される

強風で敵に近づくことも出来ない2人。リズムはメロディに掴まるのが精一杯で

これでは全く戦いにならない・・そう思った2人は風の無い方向へ一旦逃げ始めた。

 

風を避けながら作戦を考えようとするが、何も浮かばないメロディとリズム。ネガトーンは

逃げ回る2人に強風を次々と浴びせ、遂に砂浜に倒れこむリズムとメロディ。

そしてその様子をなぜか遠巻きに見ている本物の音吉さんが居た。一体何のために?

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メロディにしがみつくリズム

 

※腹を割って話す

 

このままでは勝てないと思ったリズムは、先ほど公園の遊具で歩調を併せたように

力を合わせようと提案、その為にはお互い隠し事無く言いたい事をハッキリと言えば

昔の様に仲良くなれるのではないかと考えた。その考えに同意したメロディは

 

リズムにいつも上から目線で言われるのが嫌だと、隠していた気持ちを吐き出す。

しかしメロディも自分が子供のように拗ねる態度は良くなかったと自省し始める。

リズムはそれに対し、既に分かっているしだからこそ安心して喧嘩できると答えた。

 

お互い言いたい事を言ってスッキリした2人は、ネガトーンの強風をジャンプで回避。

そして公園の音が出る遊具で培った「1.2.3」のタイミングでネガトーンに

「スイートハーモニーキック」を喰らわせ、遂にネガトーンにダメージを与えた。

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ハーモニーなキック

 

※目標達成

 

その後、間髪入れずにメロディが前回同様「プリキュアミュージックロンド」で

ネガトーンをフィナーレさせて勝負を決める。悪に染まった音符はハミィの力で

浄化して新たな音符をプリキュア達は手に入れる事が出来たのだった。

 

そして夕方の午後6時ー 遂に調べの館で音吉さんと再開した2人はようやく

人形の財布を返す任務を達成した。感謝の言葉に続いて音吉さんは

「君たちなら届けに来てくれると信じていた」と意味深なセリフを吐いた。

 

ピンと来た響は「私達を仲直りさせる為にわざと―?」と問いかけるも

うんともすんとも頷かず、2人で力を合わせて1つの事を成し遂げる素晴らしさを

讃えた。そして音吉さんが目線を上に向けるとそこには大きなパイプオルガンが‥

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感謝する音吉さん

 

※音吉さんの目標

 

実は音吉さんは調べの館でこのパイプオルガンの修理に携わっており、完成させて

町中に響かせて音楽の素晴らしさを皆に伝えるのが夢だと語り始めたー

そして音吉さんは2人に今の気分を尋ねると響は「1日奏と一緒にいて楽しかった」と

 

素直に答え、奏も同じ気持だと伝えた。続けて奏だから許してくれると思って

いつも甘えていた自分を反省する響、そして響だから聞いてくれると甘えていた

自分を反省する奏。お互い素直に悪い所を認め、お互い謝罪することが出来たのだ。

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修理中のパイプオルガン

 

※奏の日記

 

ここまで上手く仲直り出来たのは音吉さんのお陰だと思い、感謝を述べようと

思ったらいつの間にか消えて居なくなっていた。まだまだ謎の多い人では

あるがこの町に音符が集まるのは音吉さんがいるからなのではと 奏は日記に記した

 

そして日も落ちて夜の9時― 日記を書き終えた奏は懐中電灯を手に取り、窓に向けて

何度もON・OFFしているではないか、一体何のために? すると窓の向こうにある

響の家から同じように明かりがチカチカと反射してきた。 そう、2人で懐中電灯を

 

使い、「おやすみ」の発光信号を送っていたのだ!信号がキャッチされて喜ぶ奏と

響。寝る時まで一緒にここまでやるとは驚きを通り越してこっちが顔真っ赤に

なりそうです。誰も入り込めない2人の仲を最後に魅せつけられ7話終了― 8話に続く

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どちらがこんな事始めようと言ったのか?

 

※あとがき

 

え~ この7話は4話に続いて30分丸々ひびかなの甘ったる~い回になりました

一番の衝撃はやっぱり「おんぶ」ですかねぇ‥後にも先にも相方にこんな注文

押し付けるプリキュアって見たこと無いですなぁ ただ流石におんぶを堂々と

 

しているシーンがハッキリと流れることは叶いませんでしたが、財布を忘れた!の

回想でチラッと見れたので、まぁそれで満足しましょうかね(何を?)

しかしおんぶをされている時の奏はどんな顔していたんですかねぇ・・気になるw

 

それではまた8話で~ ノシ